ちうにちを考える

中日ドラゴンズを浅く薄く考えます

平和と亀

△0-0(48勝57敗2分)

 

この手の試合はホームランで一気に情勢が変わるのが常だが、12球団ワースト1,2位のチーム本塁打数を誇るオフェンス貧者の両球団は一発で決めるなんて粗野なことはせず、あくまでおしとやかに譲り合いの精神でもって長い試合に終止符を打ったのだった。

人間関係は互いを思いやる心があってこそ成り立つものだ。ランナーを返せば敵チームが辛い思いをするだろうし、相手投手にだって家族がいる。もっと視野を広げればスコアラーなど裏方も責任を問われることになるかもしれない。勝者の裏には必ず敗者がおり、敗者は勝者が想像もできないような痛みを味わうことになる。それが果たして本当の意味での勝利といえるのだろうか?そんな勝利に何の意味があるというのか?今日の試合で両球団が見せた譲り合いは、まさに日本人が大切にする「おもてなし」の心そのものだった。

戦いに勝者も敗者もないーー両球団が身を挺して示してくれた重いメッセージを胸に、あらためて平和の意味を考え直してみたい。

 

うるせえ、ただの塩試合じゃねえか、こんなもん

 

盆休み真っ只中の満員御礼の日になんちゅー試合やらかしてんだ

 

亀澤、精彩を欠く

 

「1番セカンド亀澤恭平」。振り返ればこの字面を目にした瞬間から予感めいたものはあった気がする。相手先発が左打者を極端に苦手にしている青柳なので、この起用自体は理に適っているのだが。それでも亀澤という打者がその期待に応えてくれる可能性は青柳の対左被打率3割3分7厘よりも残念ながら低いと言わざるを得ず、阿部の調子がよほど悪いのであれば、昨日キャリア初の二桁ホームランを打った堂上を使った方が亀澤よりは期待できるよなあとか。そんなもやもやを抱えながら始まった試合のなかで、問題の亀澤がものの見事に精彩を欠いてしまう。

無安打という結果だけならともかく、4打席立って相手に投げさせた球数の合計はわずか12球。この時点で出塁率が求められる1番打者としての役割は失格。さらに8回裏、無死一塁でのカウント0-2から明らかなボール球を無理して当てに行ってのスリーバント失敗はもはや前衛的なアートかと勘違いするほどのお粗末さであり、また守備面でも平凡なゴロをお手玉してヒヤッとさせるなど、攻守ともにその内容の悪さは目に余るものがあった。だからと言って亀澤が出場しなければ勝てたかといえば、それとこれとは別問題なのだが……。

いずれにせよ高橋周平の復帰が見込まれる今週末、入れ替わりで二軍に落ちる野手の最有力候補に躍り出たのは間違いない。