ちうにちを考える

中日ドラゴンズを浅く薄く考えます

あなたの番です

●4-5(41勝46敗)

 

デジャブのような展開で3連敗を喫したドラゴンズ。この3試合、ベイスターズが得点を入れたのは各試合1イニングのみ。にもかかわらず、その1イニングで喫した失点が致命傷となり、しかも1点差までは詰め寄るのにあと一本が出ずに泣くという全く同じパターンを繰り返しての敗戦にもどかしさを感じている方も多いはずだ。

おとといはビシエドがパットンの釣り球に手を出していなければ、昨日は武田の打球があとひと伸びしていれば、そして今日はアルモンテがせめて犠飛を打っていればーー思えば8連勝中は、こういった場面で不思議なくらい良い結果が出ていた。揺り戻しと言ってしまえばそれまでだが、今シーズンのここまでの戦いを見る限りむしろこの3試合が平常運転なのだろう。そして3試合共に1点差負けとなると、高橋周平の不在を痛感せざるを得ないのもまた悔しい。

一時は2個まで減らした借金も5個に逆戻りし、順位もそれに連動して2位から5位に再転落した。この流れで火曜日からは今季まだ1勝もしていない鬼門・マツダでの3連戦に突入する。

 

大型連敗すれば終わり

 

今シーズンのセ・リーグのキーワードは「大型連敗」だ。DeNAの10連敗を皮切りにヤクルトが16連敗、Aクラスを謳歌していたカープも引き分けを挟んで11連敗を喫したことで転げ落ち、2位以下の順位乱高下という現在の状況が生まれた。

実に6球団中3球団が前半戦に10連敗以上を経験するという過去類を見ない珍現象が発生した今年のペナントレース。悪い流れには大体呑み込まれる我らがドラゴンズが未だに最長5連敗で踏み止まっているのは逆に不気味で仕方がなく、そろそろ「あなたの番です」とばかりに大型連敗という名の悪魔が肩を叩きに来る気がしてならない。

奇しくも季節は夏。例年、フリーフォールのような急降下で順位争いから颯爽と姿を消す8月を目前にして、まるでウォーミングアップのように3連敗を喫しのが実に不吉である。ここから大型連敗を喫すれば念願のAクラス入りが絶望的になるのは必至。だが今年は好調の福(まだ23試合登板)をはじめ、復帰した藤嶋、笠原など余力を残している投手が多数いるのが救いか。

 

先週13話目にして視聴率二桁を記録した話題のドラマ「あなたの番です」が最終回を迎えるのは9月半ば。翔太くんが真犯人を突き止めるのが先か、ドラゴンズがAクラス入りを決めるのが先か。激動の反撃編はここからが佳境だ。