ちうにちを考える

中日ドラゴンズを浅く薄く考えます

与田の言葉11

減らない借金。まさかの敗戦。5月以降、復調気配の無いドラゴンズの戦いにフラストレーションが溜まってきた方も少なくないだろう。SNSでも次第に首脳陣バッシングが目立ってきており、もちろんその中には与田監督への不満も含まれる。

文句を言うのは自由。勝負の世界である以上、敗軍の将が責任を追及されるのは当然の事である。だが、誰よりも怒りが溜まっているのは他ならぬ与田自身だ。めずらしく語気を荒げた今週の「与田の言葉」を振り返ろう。

 

6月11日

◯2-1(オリックス)

ー代走・亀澤のナイスランで決勝点をもぎ取った

「大島はワンチャンスにファウルで粘りながら集中できたと思うし、亀澤も際どいタイミングだけどよく走った。(亀澤は)勝負できる選手。期待によく応えてくれた。こういう競ったゲームをものにできたというのは、非常に大きな勝ちだと思う」

ー同点に追いつかれた二死満塁、岡田が火消し

「バタバタと一気にいってしまってもおかしくない雰囲気だったけど、よく止めてくれた」

 

6月12日

◯6-2(オリックス)

ーヒットは出るが点が入らない件について

「楽天戦から1点、2点、昨日も2点。僕の采配もうまく結果が出ているわけじゃなく、そういう中で選手たちにも焦りが出た」

ーそんな中で京田が満塁から勝ち越し打

「京田のバッティングは2ストライクから粘り強かった」

ー4安打の井領について

「加藤の三振の後にいい形で打ってくれた。井領は積極的に甘いボールを振れるのが良さ。ベンチでも声を出して盛り上げていた。チャンスを掴んだ。うまくいかないことも出てくると思うが今日の経験を活かして欲しい」

ー先発・大野雄大について

「2点取られた場面は二本ツーベースを浴び、高めに浮くのを修正できなかった。その後、ベンチ前のキャッチボールを工夫して、いい形になった。大野が投げる時は大量援護がなかったが、勝ちが付いて良かった」

 

6月13日

●5-6x(オリックス)

ー早めのリリーフ投入が仇になった

「継投に関してはその日の調子というものがある」ー山井をもう少し引っ張れたのでは

「(語気を荒げて)それは私が決めることだ。選手の起用はいろんなことがあって決めているので外から見たものとは違う」

ー最後は頼みのライデルが大乱調

「確かに制球は悪かったけど、こういう事もある。やられた後にまた彼(ライデル)がどう修正するかだと思う。彼だってパーフェクトに抑えるわけじゃないんだから。使うのは監督の責任。継投も全部成功するわけではない」

 

6月14日

◯4-1(ロッテ)

ー柳が完投勝利

「素晴らしいピッチングをしてくれた。そこに尽きる試合だった」

ー際どいコースを取ってもらえなかった

「ジャッジに関してはしょうがないが、それを柳が引きずるようじゃダメだし、引きずっているような表情には見えなかった。ある程度、切り替えながらやっていたと思うよ。今日の柳はリリースポイントが本当に安定していて、バランスが悪くなるような投球じゃなかった。加藤のリードを含めて本当に今日は良かった」

ー8回の松井佑介のファインプレーについて

「難しいフライをよく捕ってくれた。その前の左中間のフライも含めて今日は非常に大きな貢献をしてくれた」

ー5番に戻した高橋周平が猛打賞

「打順を入れ替えて試してみたんだけれども、オリックス戦で崩れかけてきた物をよく持ち直してくれた。野手も投手もこれ(好不調の波)の繰り返しだと思うよ」

ー決勝点はビシエドのタイムリー

「二木に序盤、素晴らしい投球をされてしまって。あの回、二木がちょっとボールが抜け初めてきて“代えるかな?”と見ていた。その中で代えなかったので、そこを粘り強く捉えてくれた」

ー昨日、山井の交代どきについての質問で声を荒げた事に絡めて……

「あれ?今日は9回何で柳を行かせたのかは質問ないの?(笑って)今のは冗談だよ」

ーロドリゲス、ライデルについて

「今日は練習中から、両外国人が試合で使える状況なのかを練習中からピリピリしながら見ていた。開幕前から言っていたけれども、4連投というのは怪我につながるし、自分自身怖いゲームだった。そういった意味でも今日の柳には僕も助けてもらった」

 

6月16日

●7-8x(ロッテ)

ーまさかの逆転負け

「清水に勝たせてやりたかった」

ー清水の好投について

「四球を出してピンチを作りながらもゼロで行ってくれた。ただやっぱり終盤3イニング。(リリーフが)全て失点。どこかでゼロを作って流れを作らなければならなかった」

ー大荒れで逆転を許した田島、ライデルについて

「見ての通り。力負けしている。それを我々も受け止めなければならない」

ー田島の2つの暴投について

「それも結果が全て。タラレバを言ってもしょうがない。出来なかったことは出来るようにするしかない」

ー『痛い敗戦か?』の質問に対して

「(語気を荒げて)当然だよ!

 

6月17日

◯5-4(ロッテ)

ー悪夢のサヨナラ負けを一夜で払拭

「こういうのは間が空くと嫌なイメージが残ってしまう。僕もリリーフをやっていた時には、嫌な負け方をしたあとはできるだけ早くいい勝ち方をしたかった。昨日の今日でロドリゲスとR.マルティネスがしっかり投げてくれて良かった」

ー9回のピンチを救った京田の送球について

「ちょっとしたずれでアウトかセーフか微妙なところ。守っている野手もピリピリしてしまうような場面が昨日と今日と続いたが、まさしくプロというプレーだった」

ー明日からはナゴヤドームで6連戦

「強い2チーム(西武、日ハム)なので、一つでも多く勝ちたい」

 

まとめ

 

負けの印象が強烈すぎて忘れがちだが、今週はビジターでの2カード連続勝ち越しに成功。下位相手に取りこぼさないという鉄則はかろうじて守った。だが、仮にオリックス戦の3試合目とロッテ戦の2試合目を取れていれば6連勝となり、借金も一気に4まで減ったところ。あまりにも痛い逆転負けにタラレバを言うなという方が難儀な話だ。

与田の試合後コメントにも変化が起こりつつあり、最近は報道陣の質問に対して苛立ちを見せる事もしばしば。それに対して批判の声もあがっているが、どんな試合でも同じような事しか言わないよりは、多少感情を表に出すくらいの方が自然だと思うのだがーー。

 

会見拒否しないだけ偉いと思うぞ。2009年の落合監督なんて9月12日に「もう喋らない」と宣言して、本当にシーズン終わるまで会見拒否し続けたんだからな

 

報道陣に対して語気を荒げるくらい許容範囲だと思うぞ。高木みたいに「誰々はもう使わん!」とか言い出したらヤバイけど