ちうにちを考える

中日ドラゴンズを浅く薄く考えます

与田の言葉⑥

長い連戦のラストを飾る広島戦も負け越しに終わり、12連戦は全カード負け越しの4勝8敗に終わった。ここから交流戦までビジター中心の厳しい日程になるが、その初っ端となる甲子園では6カードぶりの勝ち越しを決め、今週は3週間ぶりの非負け越しウィークとなった。

 

5月6日

●2-7(広島)

ープロ初先発で好投の福谷について

「福谷を何とか2-1のまま逃げ切って勝たせたかった」

ーセーブ失敗の鈴木博志について

「ここまでセーブ機会で一度も失敗したことはなかった。こういうことも当然シーズンの中である。こちらが使っていることなので、選手を責めることじゃなく監督の責任

 

5月7日

◯6-0(広島)

ー久々の快勝

「まあきょうはゆっくり見られましたかね。落ち着いて」

ー完封の大野雄大について

「まあキャンプの時から完投できるようにという意気込みはずっと持っていたんですけど、ほんとに初回からしっかりと崩れることなく投げてくれましたね」

ー大野のよかったところについて

「まあ制球というところが良かったんですが、スライダーでストライクも取れ、ちょっとバランスが悪くなっても、ゲーム中にしっかり修正して、ベンチ前のキャッチボールもよくこう修正力というのがね、そういったものがうまくいったと思いますけどね」

ー好調の高橋周平について

「状態が上がってきて、毎朝早くグラウンドに来てね、しっかり体調を整えてそういう成果が出た。バッティングコーチにも今日5点取ってくれとちょうど2回言ったところで5点取ってくれたんでね、非常に助かってます」

ー12連戦も明日で最後

「まあみんな、くたくたですからね。ケガをしないことが、監督としては一番強い願いなんですけども、やっぱり最後勝って終わりたいですよね。はい」

 

5月8日

●2-3(広島)

ーチャンスにいい当たりもあったが、大瀬良を打ち崩せなかった

「要所、要所であと1本であったり、非常にいい当たりが野手の正面に行ったりすることもあった。負けは負け。明後日から勝てるようにしたいと思います」

ーロメロはリズムがなかなかつかめなかった

「初回から少し力が入っていた。徐々に落ち着いてくればいいなと思ったが、フォームのバランスは決して良くなかった」

ーロメロを5回99球で降板させたのは

「いろんな意味合いで」

ーリリーフ陣がゼロで繋ぎ、鈴木博もゼロでしのいだ

「プラスもマイナスもある。いろんな評価は考えている」

ー勝ちパターンを投入したのは

「ホームゲームで1点差。ワンチャンスで勝つチャンスもある。初回以降、みんな0点で抑えてくれた。攻撃を祈るしかない状況。こういう負けも仕方がない」

ー12連戦は4勝8敗だが

勝ち越してないから楽しいわけがない

 

5月10日

●3-7(阪神)

ー又吉がまたしても四球絡みの炎上

「捕手との問題。いい球が行った後に違う球種にしたり。何かを怖がってしまう傾向がある。打たれたらどうしよう、ではなく、打たれたら打たれたときに考えればいい。打たれる前からそういう意識が強くなると、投げ方もダイナミックさもなくなる。相手にも怖さがなくなる」

ー福谷のヘルニア長期離脱について

「まだいろんなことがはっきりわからない。いつも考えながらやっている。故障者が今年、本当に多い。チームとしても、会社としても、またいろいろ考えていかないといけない。現場としては、いる選手で戦うしかないんで」

 

5月11日

ー試合前、不整脈で離脱の笠原の検査結果について

「もちろん何もないのが一番いいんだけど、(悪い中では)一番いい結果になったと思いますよ。症状は改善されて回復に向かっていると聞いた。ベストの状態で戻ってきてくれれば」

ー復帰の目処が立ったことについて

「最近はご両親が僕よりも全然年下という選手もいるんだから。笠原の親御さんなんかも、僕と年齢が近いし、心配だっただろうなと思いますよ。笠原も(血行障害の)藤嶋もそうだし、現場から離れたことだけを考えると、運が悪いと言われるでしょう。でも、彼らは最悪のことにならなかったから強運なんですよ。本当に運が悪かったから、野球ができなくなっちゃうわけですから。数か月とか、この1年だけの話じゃないんでね」

 

◯5-1(阪神)

ー8回無失点の柳について

「先に点を取ったので投げやすかったと思う。コースを幅広く、高低もうまく使って投げていたと思う。他球団相手でもそうだけど、内角に投げるのは簡単なことではない。勇気を持って投げてくれた。完封させたいほどいい投球だった」

ー打順組み替えが成功

「いつも皆が好調なわけではない。打順を変えることで助け合うことができればいい

 

5月12日

◯5-2(阪神)

ー清水がプロ初勝利

「守備の助け、打線の援護とチーム全体で清水の勝ちに貢献した。本人ももちろん頑張った。記念の日になったと思う。最初から落ち着いて投げるのは難しい。ストライクをどの球種で取るかどのコースが投げやすいかを加藤と相談しながらうまく投げた」

ー清水の次回起用について

「清水にも『内容が悪くても次のチャンスを必ず与えるから思い切って投げてこい』とは言った。いきなり投げて100%を求めてはいけない。色々やっていきながら経験にしてほしい。我々が腹をくくって使っていくしかない。またいろんな事を考えていきたい」

 

まとめ

良いことも悪いこともあった今週のドラゴンズ。良いことの筆頭は笠原の復帰見込みが立ったことで、悪いことは福谷のヘルニア長期離脱だ。“ケガをしないことが、監督としては一番強い願い”という言葉も虚しく、またしても痛い先発投手の離脱となった。

一方で笠原の診断結果については、プロ野球監督としての立場だけではなく、ひとりの子を持つ親としての心情も滲ませ、またプロ初先発の清水には試合前に“内容の良し悪しに関わらず次も使う”と伝えていたことを明かし、その「言葉」の懐の深さに絶賛の声が相次いでいる。

開幕前から与田のコメントに着目し、週一でこの企画を更新している身としても、その「言葉」が世の中的にも注目されつつあるのは嬉しい限りだ。

 

火曜日からはラミレス監督が「大連敗の揺り戻しは必ず来る」と言いながら、まだその時が来てない最下位DeNAとのビジター3連戦だ

 

取りこぼさないようにとか、勝ち越しがノルマとか思いがちだが、ラミレスが言うように揺り戻しはある程度来るものだ。そろそろ突然来そうな気もするし、油断は禁物だぞ