ちうにちを考える

中日ドラゴンズを浅く薄く考えます

与田の言葉④

開幕から安定した戦いを続けてきた与田政権だったが、今週はやることなすこと裏目に出る苦難の連続で3タテを含む1勝5敗と失速。特にヒットは出るのに得点にならない効率の悪い攻撃が目立ち、ファンのストレスも早くもヒートアップしてきている。

この厳しい1週間を与田監督はどう語ったのか。振り返ってみよう。

 

4月23日

●2-3x(広島)

ーライデルが打ち込まれた

「ストライクを取るのが難しそうなピッチングではあったがいつもいいわけではない。こういうこともある。また次のピッチングに生かしてくれれば」

ー打線がつながりを欠いた

「こういう時もある」

 

4月24日

●0-5(広島)

ー長いミーティングを終えて談話に応じる

「今一番やっぱり大事なところへ来ていると思う。その辺りを今、コーチとミーティングで話しました。ここをどう乗り切るかっていうことを。その意味でも明日が凄く大事な一戦になると思いますね」

ー明日の先発ロメロを登録するには別の外国人を抹消しなければいけない

「それはもう僕の方からは明日の発表を見て下さいとしかここでは言えないですね」

ー安打は出ながらも零封負け

「9安打(広島)と7安打(中日)、わずか2安打差だったんだよね。でも今日の野村(祐輔)は本当に良くて、両サイドコースへ上手く攻められてなかなか連打っていうのが出来なかったね。本当に良いピッチングをされたんだけれども、それでもやっぱり攻略しないといけない。

昨日のアドゥワ(誠)、今日の野村とやっぱり攻略していかないといけないからね。明日の試合が大事になります」

 

4月25日

●0-2(広島)

「大瀬良にいいピッチングをさせてしまった。常に打てるわけじゃない。原因を追求していきたい」

ー久々登板のロメロは7回無失点の好投

「ロメロはもちろんまだまだ課題もあるが、日本に来て間もないのによくやっている。これからも成長していって欲しい」

ーロドリゲスが2死までこぎつけるも救援失敗

「ロドリゲスもよく投げた。打たれたところばかりを見ていても仕方ない。これまで抑えてきたところもある。原因を分析していきたい」

ー初の3タテ、3連敗で12連戦に突入

「この3連敗をいかに次につなげるかが大切。12連戦に向けて、勝つための準備をやっていく。それだけです」

 

4月27日

◯5-4(阪神)

ー笠原の不整脈による登板回避について

「前から多少はそういう(不整脈のような症状)のがあったみたい。とにかく一度ちゃんと調べた方がいい。大げさなものではないけど、やっぱりちょっとでも気になるようなことがあれば、やらせるわけにはいかない」

ー投打が噛み合って見事な逆転勝利

「ビシエドは広島の最終打席で安打を打って乗ってくるかなというのはあったけど、一番いい形でホームランにしてくれた。(又吉は)素晴らしい投球。いい雰囲気にしてくれた。イニングも今季最長。時々、悪い球が行ったが、すぐに修正できた」

ー相次ぐ先発投手の離脱について

「就任した時から、全てを受け入れることが一番の近道と思っている。嘆いていても始まらない。選手はいないわけではない。元気なメンバーをどんどん使っていく。井領も初めてスターティングメンバーで出て、ヒットも出て、守備でも良いプレーを見せてくれた」

 

4月28日

●2-4(阪神)

ーあと一本が出なかった

負けるときは大体そうだね。岩貞が初回からストレートの勢いも良かった。見逃しのストライクも多かった。それくらい際どいところに投げていたんじゃないかな」

ー田島が先頭を四球で出して痛恨の失点

「このところいい状態で投げているのが続いていた。登板間隔も空いた。どうしても慎重に入る。どんな場面でもそうだけど。今日はその辺りがうまくいかなかった」

ー先発・柳について

「求めているものは高い。できなかった事を次の登板でできるようにする事だね」

 

4月29日

●0-2(阪神)

ー送りバントが決まらず苦労した

「やっぱりそういうことができないと、なかなか流れというものをつかめない。(青柳は)左右を非常にうまく使ったピッチングだったのでなかなか攻略するのが難しかった」

ー谷間先発の阿知羅が6回1失点の好投

「非常によく試合を作ってくれた。大山のソロだけでよく投げてくれたと思う。(次に繋がる投球?)もちろん。そういうピッチングだった。やっぱりこういう接戦は勝たなければいけない。また次にしっかりといろいろ考えていきたい」

 

まとめ

負け越し、そして借金に逆戻りという短期的なトピックス以上に、先発の軸である笠原の離脱こそがこのチームにとっては最大の危機といえるだろう。

そんな危機をも「嘆かず」に「受け入れ」、残ったメンバーで一丸になって戦うことを確かめた与田監督は、28日の敗戦後のファン向けイベントにも予定通り出演し、気丈に振る舞ったという。

長いシーズン、この程度のスランプ時期は必ず何度か訪れるものだ。ただ、その回数をいかに少なく、いかに短く終わらせるかが最終成績に直結する。例えば昨年は開幕4連敗に始まり、5→4→5→5→5と4連敗以上を6度も記録した。これでは厳しいのも当たり前。連敗はメンタル面も大きく作用する現象なので、モチベータとして評価の高い与田が悪い流れをいかに防ぎ、チームを上昇気流に乗せるかにも注目していきたい。