ちうにちを考える

中日ドラゴンズを浅く薄く考えます

西山球団代表退任を考える

オープン戦も終わり、金曜日の開幕に向けてあれこれと思索していたところ、衝撃のニュースが飛び込んできた。中日の西山和夫球団代表兼チーム統括本部長(70)が退任し、加藤宏幸球団代表代理(60)が取締役球団代表に就任するというのだ。

知っての通り、中日のようなややこしい球団においては代表や社長の交代はその後のチーム運営にも多大な影響が及ぶのは必至。色々と勘繰りたくなる今回の人事について考えてみよう。

 

まずこのニュースに関して、SNSやヤフコメでは「開幕直前のこんな時期に役員交代なんて不自然だ!」「何か裏があるに違いない!」と邪推する声が目立つ

 

それは単なる勘繰り過ぎだよ。中日は毎年3月と9月に定時の取締役会を開くから、過去の役員人事も大抵その時期に発表されてるんだ。
現に西山も、前任の井手も、その前の佐藤も、さらにその前の西脇も、球団代表は例外なく3月か9月に交代してるんだ

 

70歳という年齢からしても今回の退任は定年の任期満了に過ぎず、それ以上でも以下でもない、と

 

だろうね。むしろ辞めた理由を邪推するより、辞めた後のことを考えるべきだ。

 

と言うと?

 

西山さんが球団代表に就任したのは2013年10月。
前任の佐藤(2011年4月〜2013年3月)、井手(2013年4月〜同年9月)が高木政権の成績、人気両面での不振の責任を取る形で異例の早さで更迭されて、白井オーナー肝いりの落合GM、谷繁監督体制の立ち上げと同時に就任したのが西山球団代表だった

 

つまり白井が連れてきた側近中の側近で、バリバリの小山派なわけだね

 

そうだ。今回、5年半という長きに渡って白井をサポートした西山が退任する。
さらに白井自身も6月の総会での勇退が既定路線と言われてる。さすがに91歳で再任はないだろうからね

 

後任オーナーは大島派直系の大島宇一郎オーナー代行の昇進で決まりだろ。つまり、いよいよ白井独裁体制が終焉を迎え、今シーズン後半から久々に大島派が実権を握る可能性が極めて高くなったわけだ

 

一方で東海ラジオ(小山派)の新解説者に人気のある井端氏、谷繁氏を迎えるなど白井の退任後も大島派の好き勝手にはさせんぞという小山派の意志も強く感じる。風雲急を告げる球団人事、おもしろくなってきたぞ!

 

後任の加藤宏幸とは?

 

ところで新球団代表に就任した加藤宏幸はどういう人なんだ?

 

現球団代表代理で、その前は中日新聞社の名古屋本社事業局長に就いていたようだ。これだけじゃピンと来ないけど、我が家の書庫に眠る膨大な資料を探索したところ、なんと90年台後半にドラ番記者を担当していたことが分かったぞ

 

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▲伝説のこの日の一面記事も加藤氏が担当

 

つまり記者からの叩き上げか。ドラゴンズに理解がありそうでよかったよ

 

残念ながら加藤氏が大島派なのか小山派なのかは現段階では不明。往年の名物オーナー・加藤巳一郎と同姓なのが偶然なのか、親類関係があるのかも不明だ

 

とにかく二度とドラゴンズが妙な方向に進まないようにファンは厳しい目で注目する必要がありそうだね