ちうにちを考える

中日ドラゴンズを浅く薄く考えます

根尾の三振は心配しなくていい

根尾の実戦デビューから1週間が経った。6試合で18打席に立って2本というヒットの数は現時点で俎上に載せるほどの意味はない。注目したいのは三振の数だ。振りも振ったり、見逃しも見逃したり8三振。18打席のうち1つは四球なので、打数で換算すると17打数8三振。実に凡退の5割近くを三振で喫したことになる。喫した相手がメッセンジャーに始まりスアレス、石崎、今井、そして山岡と錚々たるメンツだった事を考えればさもありなん。これからも三振上等のスイングを続けてもらいたい。

 

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以前パリーグの打者はスイングが強いと書いた事があったが(上記リンク参照)、根尾はセリーグには珍しく豪快なフルスイングができる打者だ。デビュー戦となった9日の試合でもメッセンジャー相手に一歩も引かずガンガン打ちに行き、気持ちいいほどのスイングで空振り三振に斬って取られた。12日の教育リーグで初安打を献上した中田賢一も根尾の印象をこう語った。

「当てにいきそうなものだけど、高卒1年目であれだけしっかり振ってくるのは珍しい。スアレスに対してもブンブン振っていた。しっかり自分のスイングをしているんだなと思った」

(参照:2019/03/13 西日本スポーツ)https://www.google.co.jp/amp/s/www.nishinippon.co.jp/amp/nsp/hawks_flash/article/493909

 

振れ!振れ!振りまくれ!

 

怖いのは積み重なる三振の数ではなく、三振を恐れて当てに行ってしまう事だ。

ここまで18打席に立ってライト方向に引っ張った打球はゼロ。バットに当たった全ての打球がセンターより左方向だった。これは決して流し打ちが巧いわけではなく、単にまだ引っ張り切れるだけのパワーも技術も無いという事だ。

この段階で「H」のランプ見たさに当てに行ってしまう癖が付くと厄介だ。土俵際の小兵が足の速さを生かした内野安打に活路を見出すならともかく、ポテンシャル溢れる18歳のルーキーは振って振って振りまくり、思いっきり三振を喫すればいい。パワーと技術は後からついてくるものだから。

今はまだバットに当たっても逆方向にしか飛んでいかないが、何十個と“豪快な空振り三振”を喫しているうちに、どこかの段階で右方向にも強い打球が飛ぶようになるだろう。例えヒットにはならなくとも、打球の質で成長度合いを測る事はできる。ウエスタンの試合がある際は「何打席何安打」という結果にとらわれず、凡退の内容にこそ注目して欲しい。

 

右方向と言ってもセカンドゴロが増えてきたら要注意だ。特に三振が減ってセカンドゴロが増えたらヤバイぞ。当てにいってる可能性が高い

 

村田真一はご満悦だろうけどな