ちうにちを考える

中日ドラゴンズを浅く薄く考えます

田島 背信の炎上

 

昨日に続く韓国チームとの練習試合は、復活を期す先発大野雄の好投に始まり、石川駿の3ラン、阿部のソロなど8得点をあげて快勝。大野の後を継いだ又吉も福も祖父江もナイスリリーフを見せてくれた。

しかし昨日から9投手で繋いできた無失点リレーは9回、あっけなく終わりを迎えた。

 

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先頭打者こそ自慢のスプリットで空振り三振に打ち取るも、一死から連打を浴びてスリーランを被弾。結果もさることながら、内容がひどかった。曲がりが早いスプリットは初見の韓国打者にさえ簡単に見極められ、カウントを悪くしてストライク欲しさに投げた甘いコースを痛打される。去年、幾度となく見た背信の田島そのものだ。

 

今年は何回田島に泣かされるのかな

 

このままだと開幕2軍もあり得るぞ

 

去年の春先も田島はおかしかった

 

田島は去年もシーズンに入る前から調子がおかしかった。3月20日のソフトバンク戦では1点リードで迎えた9回に先頭の中村晃に同点弾を浴び、最後は川島に痛恨のサヨナラ3ランを打たれる大乱調。

結局、登板したオープン戦3試合でいずれも失点を喫し防御率16.88。さすがに森監督もこの状態で開幕1軍では示しがつかないと思ったのか、一足早く開幕したウエスタンリーグで2試合調整登板し、怪しいながらも実績重視で予定通り開幕をクローザーとして迎えたのだった。

 

今年も最有力候補は田島だと言うが……

 

昨秋、就任間もない与田監督はクローザーを誰とは決めずに調子のいい投手を日替わりで起用する可能性を示唆した。それだけ客観的に見ても絶対的な存在が見当たらなかったということだろう。

あれから4ヶ月が経ち、選手の特性を把握した与田監督はあらためてクローザーについて問われると「第一候補は田島」と明言した。理由は“実績”。腐っても3年間ドラゴンズの9回を守った男の奮起を促し、敢えて名前を挙げたのは明らかだった。

また1月27日に放送された「サンドラ」では岩瀬仁紀も「田島投手は抑えしかできないと思っています。他にやれるポジションがないですから。(抑えから中継ぎに戻ることは)簡単なものではないので」とあくまで田島は抑えで起用すべきだと熱弁。

言い換えれば、今年もまた同じ轍を踏むのであれば居場所はないぞという最後通告を突きつけたに等しい。

 

ここまで言われた田島は不退転の決意でキャンプに臨んだはずなのだが……

 

残念ながら今のところ体型も投げてる球も去年と何も変わってないね

 

1軍切符争奪戦、勃発!

 

与田監督、伊東コーチが見守る前で不甲斐ない投球をしてしまった田島はクローザー争いから一歩も二歩も後退したと言わざるを得ない。いや、クローザーどころか1軍すらも現時点では厳しいだろう。

1軍の投手枠を12人と考えれば、昨日今日投げた投手だけで9人。そこにまだ笠原、小笠原、石川翔、佐藤優、吉見、ロメロ、ロドリゲス、そして松坂もいる。層が薄い薄いと言われながら、意外と頭数は揃っているのだ。この熾烈な競争を生き抜くには結果を残すのみ。もちろん田島とて例外ではない。

また首脳陣が一新したことにより過去の実績が必要以上に重視されなくなりそうなのも田島にとって不利な要素になるかもしれない。ただでさえ6年連続Bクラスというどん底からの再起を目指すチームだ。暗黒期を支えたベテランよりもこれからを担うべき若手が優先されるのは仕方あるまい。

 

トレードの可能性をほのめかした森繁和SDが西武のキャンプを訪問し、渡辺久信GMと何やら話し込む様子も伝わってきている。3月29日、田島はどういう境遇で開幕を迎えるだろうか。