ちうにちを考える

中日ドラゴンズを浅く薄く考えます

嵐の16歳!星稜内山を刮目せよ!

 

3月23日に開幕する第91回選抜高校野球大会の出場校が発表された。今回の選考では「話題性、集客力で選ぶわけではない」(日本高校野球連盟・竹中雅彦事務局長)という方針から、昨年春夏連覇を果たし選抜史上初の3連覇がかかる大阪桐蔭が、準々決勝で敗退した昨秋の近畿大会の結果を理由に落選した。

 

話題で選ぶわけではないと言いながら大阪桐蔭が落選した事自体が話題になっちゃうんだから皮肉なものだ。高校野球界における大阪桐蔭の存在感はもはや学生スポーツの域を超えてるね

 

それでは今大会は見所に乏しいかと言えばそんな事は全くない。昨年12月31日に中日スポーツが一面で報じたように星稜・奥川恭伸東邦・石川昂弥の投打の目玉が東海北陸に揃っているのはドラゴンズ的にも大いに注目すべきだし、横浜・及川雅貴履正社・清水大成の両サウスポーも今大会を席巻する選手になるだろう。

 

確かに大船渡・佐々木朗希創志学園・西純矢といったプロ注目の大器が見られないのは残念だが、夏に向けてのいわば「中間発表」という位置付けの今大会で評価を急上昇させるニューヒーローの誕生が果たしてあるのか、早くも春が待ち遠しい。

 

星稜の怪物・内山壮真、竜入りの可能性

 

小学校時代に空手の富山大会で4度優勝。小学5年生からは「甲子園優勝」を目標に掲げて野球に専念し、星稜中で16年夏と17年春に全日本少年軟式大会で日本一に、U15侍ジャパンで捕手として本塁打王、ベストナインに輝くなどアジア選手権優勝に貢献すると、高校では1年生の秋から4番ショートに座り、明治神宮大会の初戦・広陵戦ではマルチ安打を打つ活躍。

こんな超ハイスペック・ハイ経歴で来年のドラフト上位指名は間違いなしと目されるのが星稜・内山壮真(新2年)である。上級生に奥川がいながら既に多数のスポーツ雑誌等で個別の特集が組まれ、一部球団に至っては来年の内山指名のパイプ作りのために今年のドラフトでの奥川指名が噂されるほど(さすがに根も葉もない噂だとは思うが)。

具体的な凄さについては検索すればいくらでも記事が出てくるのでそちらを参照いただきたい。ここではドラゴンズ応援ブログらしく、あくまで内山のドラゴンズ入りの可能性に絞って話を進めたい。

 

現時点での内山のポジションは京田陽太、根尾昂と被るショート。1年半後の状況がどうなっているのかは知る由もないが、一般論で言えば僅か数年の間に同じポジションの選手を上位指名する事はまずない。だが「現時点での」と前置きしたのは、内山自身が興味深い事を語っているからだ。「3年生になれば僕がキャッチャーになると思うので、そのときは誰にも負けたくないですね」(2018年8月15日 「webスポルティーバ」より)。上述の通り中学時代は捕手。スローイングの巧さ、肩の強さは折り紙つきだ。捕手といえばドラゴンズの長年の懸案事項。もし来年のドラフトまでに正捕手不在が解消しなければ、たちまちリストの最上位にのぼる事は間違いない。

ドラゴンズに詳しいライターの加賀一輝氏は「最優先は大学・社会人の捕手だが、石橋康太のライバルとして当てるという考え方もある」とし、また近年チームが推し進めている地元志向の獲得方針についても同氏は「今後のブレーク度合いによっては2020年ドラフトの超目玉になり得る。仮に今年奥川が獲れればより一層考えたくなる」と言及した。

 

ドラゴンズとの“縁”もある。

内山はU18日本代表だった奥川に頼み、中日ドラフト1位の大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)広島ドラフト1位の報徳学園・小園海斗内野手(3年)と話をさせてもらったという。小園からは守備のフットワークや、右足と左足を交互に「ケン・ケン・パ」のリズムを踏む練習法を教わり、根尾からはコンビニでも栄養のある食べ物を選ぶなど、私生活の過ごし方を学んだ

2018年11月10日 日刊スポーツより

1年生から名門・星稜で4番を張る規格外のフィジカルに加えて根尾の私生活を参考にする意識の高さ。あどけない瞳の先にはっきりとプロでの活躍を視野に入れている事がうかがい知れる。例えば近い将来、内山(捕)、京田(二)、根尾(遊)が守るセンターラインなんてものが実現したら……。

 

考えるだけでわくわくするねえ

 

まあ捕手は育成に時間がかかるから、内山が出て来る頃には根尾はメジャーに行ってるかも知れないけどな

 

夏に比べて注目度が劣る選抜大会だが、もし高校野球にあまり関心がない人もこの春は「星稜の内山」、この名前だけは覚えておいて損はないだろう。