ちうにちを考える

中日ドラゴンズを浅く薄く考えます

ガルシア転職でやらかすの巻

 

転職。それは世の社会人にとって人生を左右する一大イベント。年功序列・終身雇用が当たり前に機能していた時代はとうの昔に過ぎ去り、今や日本も欧米式の「労働者が職場を選ぶ」国へと大きく変革を遂げた。

とは言うものの、更なるステップアップを目指してとか、自分を正当に評価してくれる会社に行きたいとかいうFA宣言のような事を言って転職するビジネスマンはほんのひと握り。実際のところは嫌な上司から逃げたい、早く帰れる会社に勤めたいといった現状からの脱出を動機とした転職がほとんどなのだという。

 

かたやプロ野球界はと言えば、そこに立てるだけでも選ばれしエリートの証という夢舞台だけあって、自分からチームを飛び出す時は基本的に今よりいい条件での契約が見込める、あるいはその自信がある事を意味する(一部例外を除く)。

特に流動性が高いのが外国人で、昨年のゲレーロのようにちょっと活躍すれば年俸が何倍にも膨れ上がるのだから、そりゃ出稼ぎの身からすればより好条件を提示したチームに移籍するのは当然である。

 

リクナビに登録する面倒もなきゃお祈りメールを見て人格否定された気分になる必要もない。市井の民からしたら羨ましい限りの“野球選手の転職”も、必ずしもうまく行くとは限らないようで--。

 

ガルシア、拍子抜けするような内容で阪神と契約

 

中日と交渉が決裂し、争奪戦が繰り広げられていたガルシアについて、兼ねてからの報道どおり阪神が契約合意を発表した。ところが拍子抜けしたのがその契約内容だ。単年1億7千万円。おいおいそりゃないだろ。

以前の報道によれば中日が2年4億円を提示したところガルシアの代理人から4年10億円をふっかけられ、激怒した森繁和SDが「バカにされた代理人と付き合う気はない」と破談にしたという経緯がある。それなのに阪神は単年1億7千万円で契約。意味がわからない。むしろ中日の方が年数・金額共に上じゃないか。

 

もっとも中日としては怪我の功名で上位互換のロメロが獲得できたし、阪神サイドも思わぬ低価格・低リスクで同一リーグの勝ち頭を引き抜けたのだから文句はあるまい。損をしたのはただ1人、ガルシア本人だけである。

ではなぜ意気揚々と臨んだ“転職”がこんな結果になってしまったのか。球団の発表前からロメロの獲得を進言していた中南米野球に詳しい「こむぎさん」のツイートを見て膝を打った。

 

 

なるほど。これは想像以上にガルシアにとっては悲劇ではあるまいか。早い話がガルシアは阪神に買い叩かれた可能性が高いわけだ。しかも本人の意思ではなく代理人の失策によって。

いわば転職エージェントに「今より好待遇の企業を必ず紹介できる」と自信満々に言われて退路を断つも、結局アットホームで風通しがよく、移民の受け入れ実績も豊富な今の企業を離れて待遇の劣る同業他社に転職せざるを得なくなるようなもの。職場を選ぶために出たつもりが、いつのまにか足元を見られていたというわけだ。

ガルシアからすれば日本の父とも言える森SDに「バカにされた」とまで言わせ、一年間を共にした同国出身の仲間たちとも別れた上で待遇まで悪くなる、そんな契約しか取れなかった無能代理人に相当イラついているのではないだろうか。

 

まさに人生を左右するような話だからね。金額はともかく、単年契約は明らかに誤算だよね

 

転職は難しいね。特に巨人や阪神というのは年がら年中求人を出してる要注意案件だ

 

ちうにちは働く環境としてはホワイトかも知れないけど将来性が不安な中小企業だから、どっちがいいとも言えないけどね