ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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祖父江の現状維持を考える

   気がつけば11月も下旬を迎え、そろそろ年末年始の準備を始める時期になった。一年とは早いもので去年のちょうど今日、京田陽太が新人王を獲得して「ちうにちのショートは10年安泰だがね!」とポジりまくっていたのだが、まさか一年後にやばい新人が入団して京田にコンバート話が浮上しているなんて、本当にプロ野球界の一寸先は読めない。

 

激辛!祖父江は非情の現状維持

 

   読めないといえば今まさに真っ只中の契約更改である。6年連続Bクラスの5位という順位を考えれば厳しい査定は当たり前だし、低迷の原因ともいえる投手陣は一部を除いて軒並みダウンになるのは仕方ない。特に主力として期待された又吉克樹、田島慎二、大野雄大の3人は揃って制限一杯のダウン提示は避けられないだろう(又吉は25%減でサイン)。

 

   だが全員が全員ダメだったわけでもなく、藤嶋健人や鈴木博志といった若手は別としても、せめて祖父江大輔だけはきちんと上げて欲しかった。

   チーム2位の51登板、防御率3.14。これで年俸2,900万円の現状維持は辛すぎやしないか。「蒙古タンメン中本」ほどではないにしろ名古屋名物「味仙」の台湾ラーメンくらいの辛さではある。そりゃ祖父江も会見で終始笑顔なく戦場に向かう兵隊のような厳しい表情になるわけだ。

 

それ普段どおりじゃないのか

 

   中日は岩瀬仁紀、浅尾拓也という名リリーバーの存在もあって他球団に先駆けてリリーフの地位向上を先導してきた球団である。

   90年代まではリリーフは先発落第者という扱いだったのを、宮田征典、山田久志コーチの外部招聘によって入団時からリリーフとして育て、リリーフとして大成させるシステムを構築。鈴木義広、高橋聡文、小林正人など数多くのリリーバーを輩出した。もちろん彼らなくして黄金期は語れない。

 

   祖父江も近年でいえば田島、又吉に次いで欠かせないリリーバーだ。特に今季はルーキーイヤーの2014年以来となる50試合登板をクリア。防御率も決して悪くないし、元の年俸だって高くない。一億もらっていたら話は別だが、この年俸で現状維持はやはり厳しいと言わざるを得ない。

 

2,900万の選手が50試合投げても3点台の防御率じゃアップしないんだね、この球団は

リリーフは2点台以内に抑えないとプラス要素なしと評価されるわけだ。
誰もリリーフなんかやりたがらなくなるぞ

 

緊縮財政も程々に……

 

   合理的な査定をした結果が現状維持というのなら選手も納得するのだろうが、球団財政の圧迫を理由にアップを躊躇しているのだとしたら選手としてはたまったもんじゃない。

   残留した外国人にお金を回さないといけないからとか、高校生の小遣いのやり繰りじゃないんだから球団のお財布事情で本来はアップ査定の選手に現状維持を突きつけるなんてあってはいけない事だ。さすがに無いとは信じたくても昨今のコストカット路線を見ていると無いとは言い切れないのがつらいところで……。

 

たった一人の人間が50億円をちょろまかしてる横で名古屋を代表する企業が数百万円のアップを渋るとは情けない ※本記事を書いたのはカルロース・ゴーン問題の真っ只中であった

昔はちょっとゴネれば数千万円アップしたもんだけどな

誰とは言わないけど山﨑なんか常習犯だったよね

うん、誰とは言わないけどな