ちうにちを考える

中日ドラゴンズを浅く薄く考えます

大野雄大は死んだのか

 

かつて3年連続二桁勝利を記録した左のエースはもう死んでしまったのだろうか。

大野雄大にとって2018年は最悪を通り越して“無”のシーズンだった。「登板6、勝利0、防御率8.56」。これが今季の大野が残した全てである。投げれば打たれを繰り返し、終盤は登板機会も与えられず、結局微かな光すら掴めず大野の2018年シーズンは幕を閉じた。

 

少なくともキャンプの時点では新加入の松坂大輔に図々しく話しかけていじり返されるなど持ち前の明るいキャラは健在だったし、今となっては信じられないが開幕投手の候補にも一応名を連ねていたのだ。それがどうしてこうなったのか。

 

やはり朝倉健太との確執の影響か

 

昨年の春キャンプ第3クールに事件は起きた。

 

大野がブルペンで101球を投げ終えて、ノックを受けようとサブグラウンドのマウンドに駆け寄ったときだった。ノッカーの朝倉投手コーチがファンも見守る目の前で大野に対して「誰、おまえ?入んないでいいから」と冷たい言葉を投げかけたのだ。

 大野はあぜんとし、肩を落とし、マウンドを降りると、そのまま投手控室である小屋に戻った。約1時間、何もせずに引きこもるしかなかった。

2017年2月15日付 東京スポーツ

 

この一件だけ取っても朝倉健太が無能で駄目なコーチだった事は否定しようがない。コーチは選手が能力を最大限に発揮するための手助けをするのが本来の役目であり、自分の思い通りに従わない選手にパワハラを働くなど言語道断。アメリカでは指導が合わないコーチに対して選手側から契約を打ち切ったり、指導によってパフォーマンスが落ちればコーチ相手に訴訟を起こすなんて事もあるそうだ。

 

この件について補足しておくと、前日練習での大野の態度が朝倉の逆鱗に触れて、この日貼り出された練習メニューは大野の箇所だけ空欄になっていたという呆れた伏線がある。

つまり元々の原因は大野だと言いたいのだろうが、社会通念上、上司が部下にこんな事をしていいはずがなく、紛う事なくパワハラそのものである。

 

f:id:chunichi-wo-kangaeru:20181103064655j:plain

 

大人げねえな。朝倉はガキかよ。バカなんじゃねえの

 

うん、体育会の悪い部分を凝縮したような人間だね。こんなのが上司じゃまともに働くだけアホらしいよ

 

社会人ならば経験があると思うが、そりの合わない上司が身近にいるとそれだけで会社に行くのが嫌になり、仕事も苦痛でしかなくなる。

それしきのストレスでダメになるようなら所詮はその程度の選手だという突き放した言い方もできるかもしれないが、3年連続二桁勝利を収めた選手に対して衆目監視のもとで「誰?お前」と言い放つような思慮に欠けたコーチを擁護するつもりは毛頭ない。

 

朝倉は今季の惨憺たる投壊の責任を取ってコーチを外された。目の上のたんこぶは消え去った。

 

大野が勝てなくなったのもチーム低迷の原因の一つなのは間違いない

 

秋季キャンプでは門倉コーチと一緒にフォームの“溜め”を作るべく励んでるみたいだ

 

来季は開幕ローテに入れるといいな!