ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

MENU

k-yad

二重人格

△0-0ヤクルト(20回戦) この時期の神宮球場は乙なものだ。夏の日差しが和らぎ、週末は秋晴れの下、東京六大学野球秋季リーグ戦が開催されている。本日のようなプロ併用日は、大学野球の第二試合終了とともに球場の外が再び騒がしくなる。 段々と早まる夕暮…

勿体ない!

●0-6DeNA(20回戦) まるで昨日の悪夢を見ているかのような試合内容。2試合連続で桑原将志に先頭打者ホームランを浴び、その後も失点を重ねて序盤で大勢が決まってしまった。 先発・小笠原慎之介はストレートも変化球もからっきし。立ち上がりから苦しむ左腕…

じれったい年頃

●0-1阪神(17回戦) 台風接近に伴い、中止となった昨日の阪神戦。試合がなかった翌日の中日スポーツにはドラフト会議の話題が上った。本塁打数がリーグ最下位に沈む球団の関心は、大学球界を代表する強打者にあるようだ。 だがシーズンが終わったわけではな…

閃光少年

「宏斗、目指せ10.14 1軍デビュー!」 8月31日付の中日スポーツでは、1面でドラフト1位ルーキー・高橋宏斗の特集が組まれた。チームが振るわないシーズンの終盤になると、若手の抜擢を期待するのはいつの時代も同じだ。 歴史を遡ると2001年、5位に終わったシ…

奥の細道

●3-5広島(22回戦) 長かった9連戦が終わった。敵地広島での初戦を大逆転負けで落とした時は、先が思いやられたが、気が付いたら5連勝。昨年同様、“反撃の秋” になりつつある。 本日も序盤から主導権を握る横綱相撲で6連勝を飾り、大型連戦を締めくくるはず…

鯉ノチカラ

●5-12広島(20回戦) 実に便利な時代になった。動画配信サービスが充実したことによって、見逃した番組も往年の名作ドラマも容易く視聴できる。最近は『恋ノチカラ』をお供に帰りの電車に揺られる日々を過ごしている。初めて味わう作品ではないが、主演の深…

仁王立ちをもう一度

●1-5巨人(20回戦) 今年も夏が終わろうとしている。智辯対決となった夏の甲子園の決勝は、智辯和歌山が深紅の大優勝旗を手にした。感染症や長雨で苦労の絶えない大会となったが、地方大会を含む全ての選手・関係者には「お疲れ様でした」と伝えたい。 冷房…

高くて良いもの、良くないもの

○6-2阪神(13回戦) まさに完全復活。かつて「タジ魔人」と称された男に相応しい活躍だった。5回から2番手で登板した田島慎二が阪神の上位打線を3人で料理し、今季初勝利。2017年8月10日以来1472日ぶりの白星は、不調とトミージョン手術を乗り越えてのもの。…

ひとりでできるもん!

○3-0広島(16回戦) 「おかあさんといっしょ」に「天才テレビくん」、「つくってあそぼ」。幼少期にNHKの教育番組の視聴者だった方は多い。親世代となり、お子さんたちとEテレを楽しみにしている方もいることだろう。数々の子供向け番組の中で異彩を放ってい…

三本の矢+

●2-4巨人(17回戦) 東京ドームの脇には鎮魂の碑が設けられている。先の大戦で戦死された野球人を慰霊するために建てられたものだ。戦争がなければ球界はいかなる発展を遂げたのだろうかと思いを馳せるとともに、改めて哀悼の意を表したい。 「静観」という…

あれは白昼夢なのか?~一人の中学生にドラゴンズの未来を勝手に託した日~

こんにちは。k-yadです。暑い日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。ikkiさんに引き続き、表には出なかった『文春野球』のフレッシュオールスター応募作を公開します。 舞台は6年前の真夏のナゴヤ球場。是非ご一読ください。 ------ 2015…

X分の3

●0-2広島(14回戦) いよいよ東京五輪が間近に迫ってきた。大会の開催に伴い、プロ野球界は本日の試合をもってペナントレースが休戦状態に突入する。 本日の試合を迎えるまで、ドラゴンズは32勝41敗12分けの4位。3位のヤクルトとは早くも9ゲーム差を付けられ…

ねがいごと

●1-3巨人(13回戦) 丁度日付が変わった時間帯に、ショッキングなニュースが飛び込んできた。 「松坂大輔、引退」 伝説となった高校時代、数多のスラッガーと名勝負を繰り広げたプロ生活の前半の活躍は、紛れもなくエースの称号が誰よりもふさわしい投手だっ…

さあ行こう

△3-3ヤクルト(14回戦) 昨日の現地観戦後は、球場から駅への道のりが途轍もなく遠くに感じた。改札口までの “ドラゴンズロード” は、終わりが見えない連敗中のトンネルさながらの長さ。電車の中で音楽を聴こうとスマホを取り出し、選んだ曲はMr.Childrenの…

天の声

●4-9DeNA(12回戦) かつてプロ野球のトレードの締切日は6月30日だった。毎年この日が来ると、駆け込みの大型トレードが成立しないかワクワクしたのを思い出す。シーズン途中のトレードで加入した選手にはつい肩入れしたくなってしまうのは今も同じだ。この…

赤備え

●5-11広島(10回戦) 空模様と同様の試合展開になってしまった。堂上直倫のタイムリーで幸先よく先制したものの、先発・小笠原慎之介が大誤算。2回裏に投手の大道温貴の勝ち越しの二塁打などで3点を失ってしまう。次の回も赤ヘル打線の勢いを止めることがで…

オペレッタ

朝目覚めたら、毎週楽しみで仕方がなかった火曜日は既になかった。変わったのは新聞のテレビ欄。今週から「大豆田とわ子と三人の元夫」がひっそりと姿を消していた。脚本やキャストだけではなく、音楽、世界観と全てが秀逸だった傑作との別れは当分引きずる…

脱皮の瞬間

●1-2ヤクルト(11回戦) 野球ゲームには実にありがたい設定が施されている。監督経験がなくても、調子や疲労を見極めた上での選手起用ができるようになっているのだ。スタメンを選ぶ際は、選手の調子の良し悪しが一目瞭然。「パワプロ」では、投手の疲労が溜…

意図

○7-3楽天(2回戦) 今日もこのまま負けるのか……。高橋周平の2ランで先制した直後の3回裏に追いつかれた時は、ここ数試合の悪い流れが頭をよぎった。 だが、ここでズルズル行かないのが今年の交流戦でのドラゴンズ。大味になりかけた試合展開であっても、頼り…

好感度ポイントは貯めてください

●0-4オリックス (3回戦) 対オリックスではなく、対福田周平。とにかく彼にしてやられた試合だった。2回表、先発の福谷浩司がT-岡田と伏見寅威のタイムリーで2点を先制されてしまう。2死を取ったところで迎えたのが1番・福田だった。16球の死闘の結末は、…

神様、もう少しだけ

○4-3ロッテ(3回戦) 1試合3本塁打。しかも、「2年ぶり」と「5年ぶり」※と「今季第1号」。実にドラゴンズらしくない勝ち方だった。ロッテとの3連戦を2勝1分けで終え、交流戦は3カード連続の勝ち越し。バンテリンドームを訪れたファンの方々にとっては、超ド…

ダイスのように

○4-1日ハム(3回戦) 先制、中押し、ダメ押しと効率よく得点を重ねた一戦は、ドラゴンズに軍配が上がった。交流戦の序盤2カードを終えて、4勝1敗1分け。何と交流戦の首位に躍り出た。ライデル・マルティネス不在で不安視された救援陣も、又吉克樹がクローザ…

ここぞのバイプレイヤー

○4-1巨人(11回戦) 交流戦前の最終試合。パ・リーグの猛者たちとの対戦を前に景気づけがしたいところだが、交流戦直前の試合にトラウマを抱えるドラゴンズファンは今でも多いはずだ。 話は交流戦がスタートした2005年に遡る。セ・リーグの首位を走っていた…

1クールor1シーン

△2-2ヤクルト(8回戦) 名将・野村克也は、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という名言を遺した。もしバンテリンドームの試合を解説していたら、ボヤきにボヤいて視聴者を楽しませていたに違いない。 1点をリードされた9回裏に何とか追い…

○8-4DeNA(8回戦) まさに「千両役者」。根尾昂の一振りが、球団史に残る一勝をもたらした。試合内容は決して褒められるものではなかったが、スーパースターの一発だけでも計り知れない価値がある。明日のプレイボールを迎えるまではこの余韻に浸っていたい…

なるか、大名跡の襲名

◯9-6巨人(8回戦) 「令和」になったのは丁度2年前。その頃は、常に「平成最後の〇〇」や「令和初の〇〇」を耳にする度にうんざりしていたのを思い出す。たった2年なのか、されど2年なのかは分からないが、周りの景色や生活は一変した。 人々の暮らしが劇的…

手放すな、ゼッタイ

◯6-1阪神(5回戦) 「ラストピース」が遂に出場選手登録された。その名はマイク・ガーバー。貧打にあえぐチームにとっては待ちに待った新戦力だ。 デビュー戦となったこの日は、「3番・ライト」で先発出場。第3打席で痛烈なセンター前ヒットを放ち、アロンゾ…

令和版IQサプリ

○1-0DeNA(6回戦) 肌寒さの残る中で開幕したプロ野球も、あっと言う間に1か月が経とうとしている。今日は日本各地で夏日となり、初夏の気配が漂い始めた。 横浜スタジアムは日没を迎えながらのプレイボールに加え、試合途中には汽笛が鳴り響く情緒的な演出…

日出処

●1-5巨人(5回戦) 「2番・ライト・福留孝介」 五輪開幕100日前のムードも吹っ飛ぶ大サプライズ。前日の1安打完封負けを受け、与田監督は大きくスタメンを動かしてきた。ドラゴンズにおける福留の2番起用は、2000年9月21日以来とのこと。得点力不足に対する…

賽は投げられた

○2-1ヤクルト(2回戦) 待望の勝利だった。木下拓哉がチームとして実に13試合ぶりの本塁打を放ち、先発投手の小笠原慎之介に勝ち星が付く。試合の主導権を握り、リリーフ陣が試合を締める。目指す勝ち方を体現できた試合だった。 畏敬 勝ち投手となった小笠…