ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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2021年ペナントレース

脱皮の瞬間

●1-2ヤクルト(11回戦) 野球ゲームには実にありがたい設定が施されている。監督経験がなくても、調子や疲労を見極めた上での選手起用ができるようになっているのだ。スタメンを選ぶ際は、選手の調子の良し悪しが一目瞭然。「パワプロ」では、投手の疲労が溜…

はじまりはいつも雨

○7-3ヤクルト(10回戦) 交流戦明け一発目の神宮シリーズGame 2は白星を勝ち取り、カード1勝1敗のタイとした。これが神宮球場での今季初勝利で、先発野手全員安打の7得点と打線が活発だった。 雨の6月19日、神宮といえば 神宮球場のある東京地方は朝から雨が…

新天地での初仕事

●2-5ヤクルト(9回戦) 「それじゃ明日から名古屋営業所ね」 プロ野球選手のトレードは、会社からの半強制的な辞令という点で転職よりも異動の方がニュアンス的に近いと思う。それも引き継ぎだったり、引っ越し準備のための猶予期間は一切なく、発令されれば…

電撃トレード…さらば、加藤バズーカ!

お昼休みを終えた午後1時、びっくりする報せが入ってきた。 「中日・加藤匠馬、ロッテ・加藤翔平のトレード成立」 昨日、ロッテはDeNAの国吉佑樹をトレードで獲得したばかり。そこから24時間で新たなトレードの速報。しかも今回は中日の加藤匠馬ということだ…

最も期待している選手

今シーズン「最も」期待する選手は? 開幕直前、本ブログ執筆者4人でトークしたときの質問に、私は「梅津晃大」と答えた。 3年目の今年は自ら希望した背番号18を背負うシーズン。昨年の故障明けということもあり、キャンプからじっくり二軍で調整を続けGW終…

名前に負ける

●3-4西武(3回戦) プロ野球は “名前” がモノを言う世界だ。たとえば晩年の岩瀬仁紀は、能力こそ全盛期から比べれば大きく落ちていても、「岩瀬」という名前だけで相手を萎縮させることができた。よく解説者が「岩瀬は名前で抑えられる」なんて讃えているの…

やらかし屋

●3-7西武(2回戦) 始まりは些細なミスだった。先発・岡野祐一郎の立ち上がり。先頭・岸潤一郎の放った三遊間へのゴロを三ツ俣大樹がさばいたが、深い位置からのスローイングが逸れて悪送球となった。無難にワンアウトのはずが、無死一塁。 どんなに経験豊富…

へでもねーよ

○6-5西武(1回戦) 敵地・所沢での西武3連戦、Game 1は辛勝。4回終わって5-0とリードするも、相手にじわじわと迫られ、終わったときには1点差。最後のシーンも同点の本塁生還阻止と、ハラハラする展開だった。 神宮に続き、メットライフDでもブルペンに注目 …

マイナスから追い抜け

●2-6楽天(3回戦) 昨日の勝利で交流戦首位に返り咲いたものの、あっさりと1日でその座を返上してしまった。何だかどんよりとした、足取りの重い試合展開。登板した投手が全員フォアボールを与えれば、打線はあいも変わらず得点圏でのあと一本が出ない。 残…

意図

○7-3楽天(2回戦) 今日もこのまま負けるのか……。高橋周平の2ランで先制した直後の3回裏に追いつかれた時は、ここ数試合の悪い流れが頭をよぎった。 だが、ここでズルズル行かないのが今年の交流戦でのドラゴンズ。大味になりかけた試合展開であっても、頼り…

プラトー

●2-5楽天(1回戦) 敵地・仙台に乗り込んでの楽天3連戦、Game 1は逆転負けを喫した。エース・柳裕也が先発するも粘りきれず、7回途中5失点と敗戦投手に。柳に黒星がついたのはなんと開幕2戦目、3月27日の広島戦以来とのこと。打線は福田永将の先制弾や木下拓…

好感度ポイントは貯めてください

●0-4オリックス (3回戦) 対オリックスではなく、対福田周平。とにかく彼にしてやられた試合だった。2回表、先発の福谷浩司がT-岡田と伏見寅威のタイムリーで2点を先制されてしまう。2死を取ったところで迎えたのが1番・福田だった。16球の死闘の結末は、…

A Perfect Sky

○6-3オリックス(2回戦) オリックスとの本拠地シリーズGame 2は勝利を収め、カード1勝1敗のタイとした。打線はダヤン・ビシエドの2本塁打、高橋周平の久々の本塁打などで6得点をマーク。投手陣は今季最多となる8人の継投でリードを守りきった。 不快指数の…

ボヘミアン・ラプソディ

●1-2オリックス(1回戦) 今日から交流戦も後半戦。3カード連続で勝ち越したドラゴンズが次に目指すのは、7年ぶりの交流戦勝ち越しだ。早ければこのカードで実現できるだけに、今日の初戦は何としてもモノにしたかったが、執念実らずあと1点及ばなかった。 …

神様、もう少しだけ

○4-3ロッテ(3回戦) 1試合3本塁打。しかも、「2年ぶり」と「5年ぶり」※と「今季第1号」。実にドラゴンズらしくない勝ち方だった。ロッテとの3連戦を2勝1分けで終え、交流戦は3カード連続の勝ち越し。バンテリンドームを訪れたファンの方々にとっては、超ド…

投手VS投手

△2-2ロッテ(2回戦) 眼前に見えていた 「勝利」 の2文字は寸前のところで消え去り、その瞬間 「9回裏の攻撃」 が出てきてしまった。ゲームセットのその声を聞くまでは何が起こるか分からない。逃した勝ち星を悔やむより、勝ち越しを許さなかったことを良し…

プラチナチケット

○1-0ロッテ(1回戦) もしプロ野球が、その日の先発投手やスタメンに応じてチケット価格が変動する仕組みだったら? そんな空想が近年、NPBでも当たり前のものになってきている。いわゆる『ダイナミックプライシング』という仕組みで、「試合日程、需給バラ…

『ちうにちを考える』執筆まとめ(2021年5月)

こんにちは。ikkiです。今回はブログ『ちうにちを考える』の2021年5月分執筆まとめについて記します(※先日noteにアップしたものと同じ内容になります)。 3・4月の執筆まとめはこちらから↓ note.com 早速、5月に執筆した記事を振り返りましょう。全部で6本…

ダイスのように

○4-1日ハム(3回戦) 先制、中押し、ダメ押しと効率よく得点を重ねた一戦は、ドラゴンズに軍配が上がった。交流戦の序盤2カードを終えて、4勝1敗1分け。何と交流戦の首位に躍り出た。ライデル・マルティネス不在で不安視された救援陣も、又吉克樹がクローザ…

たとえたとえ

○7-4日本ハム(2回戦) 敵地・札幌ドームで戦う日本ハムとのGame 2はシーソーゲームを制し、1勝1敗のタイとした。打線が活発で、11安打7得点をマーク。特に3番に入った福留孝介の4安打はお見事だった。また、イニングまたぎこそ失敗したが、橋本侑樹の火消し…

凱旋登板

●1-10 日本ハム(1回戦) エース大野雄大が大量失点で早々にマウンドを下り、二番手の山本拓実は制球が安定せずに押し出し2連続を含む4失点。今シーズン初のチーム二桁失点を喫すれば、打線も日本ハムのドラフト1位ルーキー・伊藤大海に手も足も出ずわずかに…

群青

△3-3ソフトバンク(3回戦) ソフトバンクとの交流戦開幕シリーズGame 3はドロー。初回から3点を追う展開だったが、木下拓哉の一発で振り出しに戻して、以後はスコア動かず。3連戦3連勝のスイープこそならなかったが、4年連続日本一の王者相手に2勝1分けの結…

不意を突く

○4-3ソフトバンク(2回戦) 絶対王者ソフトバンクを打ち破っての今季初3連勝。この展開を予期できた者など誰一人としていないのではないだろうか。 何しろ23日には今季最多タイの借金7をこしらえ、「先制されると3勝15敗4分」なんてネガティブな情報が『中ス…

IT'S SHOWTIME!!

○2-0ソフトバンク(1回戦) 昨年は日程短縮の影響で開催されなかった交流戦が開幕した。さっそく対戦するのは絶対王者のソフトバンク。 ソフトバンクといえばここ2年の日本シリーズで共に巨人相手に4勝負けなしと無双。ドラゴンズも今年のオープン戦で対戦し…

ここぞのバイプレイヤー

○4-1巨人(11回戦) 交流戦前の最終試合。パ・リーグの猛者たちとの対戦を前に景気づけがしたいところだが、交流戦直前の試合にトラウマを抱えるドラゴンズファンは今でも多いはずだ。 話は交流戦がスタートした2005年に遡る。セ・リーグの首位を走っていた…

まあ一本、まあ一本

●4-5巨人(10回戦) 「まあ一本、まあ一本」と今晩のおかずがワヤになってまうほど毎日のように「あと一本、あと一本」に泣き続けている今季のドラゴンズ。 9回裏2死満塁まで追いつめながら「あと一本」が出なかった昨夜に続き、今日も1死三塁まで行きながら…

なんでこうなるの

△1-1巨人(9回戦) 福田永将の放った平凡なフライを重信慎之介が捕球し、ゲームセット。これでチームは7個目の引き分けだ。個人的な話になってしまい恐縮だが、私が引き分けの試合を執筆するのがこれで3試合目。しかも全て大野雄大が先発の試合だ。 5月4日に…

暗黒時代の希望だった男

○5-1DeNA(10回戦) 京田陽太は球界を代表する凄いプレイヤーになるに違いない!ーーそう確信してから、もうどれだけの時間が過ぎたのだろう。 暗黒真っ只中の2017年、彗星の如く現れた背番号51は連日ヒットを量産。遂にはあの長嶋茂雄が持つセ・リーグのル…

1クールor1シーン

△2-2ヤクルト(8回戦) 名将・野村克也は、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という名言を遺した。もしバンテリンドームの試合を解説していたら、ボヤきにボヤいて視聴者を楽しませていたに違いない。 1点をリードされた9回裏に何とか追い…

最後の恋煩い

●0-5ヤクルト(7回戦) ヤクルトとの本拠地シリーズGame 2は完封負けに終わった。先発・福谷浩司は前回と同様、イニング途中でマウンドを降りる不完全燃焼な登板。リリーフ陣も追加点を与えてしまった。打線は息を吐くように凡退を繰り返し、相手先発の小川…