ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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2021年ペナントレース

二重人格

△0-0ヤクルト(20回戦) この時期の神宮球場は乙なものだ。夏の日差しが和らぎ、週末は秋晴れの下、東京六大学野球秋季リーグ戦が開催されている。本日のようなプロ併用日は、大学野球の第二試合終了とともに球場の外が再び騒がしくなる。 段々と早まる夕暮…

よかったシーン

●0-3ヤクルト(19回戦) 2時間26分。映画としては少し長めの上映時間だが、つまらない映画をダラダラと観ることほど退屈なものはない。抑揚のない展開。ハラハラするシーンも、予想外のことも何ひとつ起こらず、淡々とエンドロールを迎える。今季のドラゴン…

誕生日は笑って過ごそう

△3-3阪神(20回戦) 1死満塁、サヨナラの場面で木下拓哉がダブルプレーで引き分けと、何ヶ月か前にも同じような展開でガックリしながらブログを書いたなあ……と振り返りつつ筆を執っている訳だが、前回と大きく違うのは追いつかれての引き分けではないことだ…

俊足レガシー

○2-1阪神(19回戦) 竜の4番・ビシエドが球団史にその名を刻んだ。初回2死一塁の第1打席に青柳晃洋から適時二塁打を放ち、これが球団外国人安打数記録のタイに並ぶ通算765安打目となった。これまでトップに君臨していたアロンゾ・パウエルといえば1994〜96年…

最終回

●2-3阪神(18回戦) 首位・阪神を迎えての本拠地シリーズGame 1は、接戦をモノにできず競り負けた。先発・柳裕也は6回までに2点を失うも、同期入団の京田陽太が黒星を消す同点打。このまま引き分け、もしくは今季初のサヨナラ勝ちの可能性もチラついた9回表…

勿体ない!

●0-6DeNA(20回戦) まるで昨日の悪夢を見ているかのような試合内容。2試合連続で桑原将志に先頭打者ホームランを浴び、その後も失点を重ねて序盤で大勢が決まってしまった。 先発・小笠原慎之介はストレートも変化球もからっきし。立ち上がりから苦しむ左腕…

さまよえる蒼い弾丸

●1-9DeNA(19回戦) 敵地でのDeNA戦Game 1は大敗。今月2度目の9連戦は連敗スタートとなった。 極上のエンタメと「なりえる」素質 ジャリエル・ロドリゲスは、極上のエンターテイメントになりえる投球の素質を持つ。あくまで極上に「なりえる」なので、今は発…

じれったい年頃

●0-1阪神(17回戦) 台風接近に伴い、中止となった昨日の阪神戦。試合がなかった翌日の中日スポーツにはドラフト会議の話題が上った。本塁打数がリーグ最下位に沈む球団の関心は、大学球界を代表する強打者にあるようだ。 だがシーズンが終わったわけではな…

奥の細道

●3-5広島(22回戦) 長かった9連戦が終わった。敵地広島での初戦を大逆転負けで落とした時は、先が思いやられたが、気が付いたら5連勝。昨年同様、“反撃の秋” になりつつある。 本日も序盤から主導権を握る横綱相撲で6連勝を飾り、大型連戦を締めくくるはず…

時を戻そう

○10-1 広島(21回戦) 9連戦の8連戦目。打線が繋がり5連勝。これほどゲームに内容がある試合ともなると、何を書いて良いのか逆に困ってしまうという嬉しい悲鳴が心の中であがっている。 光る松葉の好投 このブログでも何度かスポットライトが当たっている、…

香車のような真面目人間

○1-0ヤクルト(18回戦) 自チームのアウト判定を確定させるためにリクエストを行い、結果として「4-3-6-3-6-3-2」という奇妙なダブルプレーをもって試合終了……。だが、ヤクルトの高津臣吾監督の抗議は収まらなかった。帰らないランナーにバットを振り続ける…

なぜ・・・

○9-5ヤクルト(17回戦) 昨夜、遠く離れた英国・マンチェスターでの「王の帰還」の知らせは、瞬く間に全世界を駆け巡った。マンチェスター・ユナイテッドに2008-2009年シーズン以来の復帰を果たしたクリスティアーノ・ロナウドが早速の2ゴール。クラブの絶対…

ミスタードラゴンズの系譜

○5-4巨人(22回戦) 「911」から20年。ちょうどあの時期に荒木雅博と井端弘和の二遊間が1、2番でスタメンに座ることが増えだしたのを思い出す。まだ「アライバ」という呼称は付いていなかったが、それまでのドラゴンズの無骨なイメージとは違ったスタイリッ…

Guns N’ Diamond

○10-1巨人(21回戦) 9連戦の4試合目、巨人とのシリーズGame 1は快勝。打線は今季初の2ケタ得点、1試合4本塁打をマーク。京田陽太が2ホーマー、ルーキー土田龍空はプロ初打点となる2点タイムリー二塁打とお祭り状態だ。投手陣もソロアーチの1失点に抑え、シ…

鯉ノチカラ

●5-12広島(20回戦) 実に便利な時代になった。動画配信サービスが充実したことによって、見逃した番組も往年の名作ドラマも容易く視聴できる。最近は『恋ノチカラ』をお供に帰りの電車に揺られる日々を過ごしている。初めて味わう作品ではないが、主演の深…

自分で考えて動く

○4-1広島(19回戦) 「ぼくはなにも言うことがない。頭の中が真っ白になったというか、今のこの状態ではなにか書くとかしゃべれというのは酷というものだ。きょうは勘弁してほしい。こういう負け方はぼくも初めてなんだから。いったいなにが起きたんだ」 25…

グッドバイ

●7-8広島(18回戦) 広島とのビジターシリーズGame 1は9回4点リードをひっくり返され、逆転サヨナラ負け。打線は16安打を重ねて7得点を挙げるも、守護神ライデル・マルティネスが崩れた。 9連戦の最初からタフ過ぎる結末 坂倉将吾が振り抜いた打球はそのまま…

黄金魂

○2-0DeNA(18回戦) 先月3日に亡くなった木下雄介さんの追悼試合として開催された今日のゲーム。現役選手の訃報というあまりにも悲しいニュースから一ヶ月。未だに気持ちの整理が付かない中でおこなわれたセレモニーには故人のご家族も出席されていた。大型…

燃えよ

●1-3DeNA(17回戦) DeNAとの9月最初の本拠地シリーズGame 2は逆転負け。「ウノゼロ勝利」を収めた昨日に続き初回に先制したものの、虎の子の1点を守り切ることができなかった。 藤井風に魅了されてから、試合へ突入 試合開始30分前、Twitterのトレンド1位は…

ここへ投げろ!

○1-0 DeNA (16回戦) 守護神、R.マルティネスが危なげない投球でゲームを締めくくり、スミ1での勝利を手にした中日ドラゴンズ。チーム防御率はリーグでもダントツの3点台前半で、2点台も視野に入るようになってきた。 これが俺たちのエースだ! 先発の大野雄…

トンネルとタメ口

●1-2阪神(16回戦) 目を疑うような光景だった。同点に追いつかれた直後の6回1死一塁。サンズの打った打球はショート正面を突くなんでもないゴロ。誰もがゲッツーだと思った。MBSラジオの八木裕解説員も「プロだから。草野球じゃないからゲッツーだと思うよ…

舞洲から20分

○8-5阪神(15回戦) 仲間内で昔の日本シリーズの話題になると、決まって出てくる名前がある。「河野亮」ーー1999年の日本シリーズをリアルタイムで知らない人はピンと来なくても当たり前だ。骨折でシリーズに出場できなくなった山﨑武司の穴埋めを期待され、…

『ちうにちを考える』執筆まとめ(2021年7・8月)

こんにちは。ikkiです。今回はブログ『ちうにちを考える』の2021年7・8月分執筆まとめについて記します。 前回の執筆まとめはこちらから↓ www.chunichi-wo-kangaeru.com 早速、7・8月に執筆した記事を振り返りましょう。全部で8本あります。 7/3『あいつら全員…

仁王立ちをもう一度

●1-5巨人(20回戦) 今年も夏が終わろうとしている。智辯対決となった夏の甲子園の決勝は、智辯和歌山が深紅の大優勝旗を手にした。感染症や長雨で苦労の絶えない大会となったが、地方大会を含む全ての選手・関係者には「お疲れ様でした」と伝えたい。 冷房…

スーパースターになったら

△1-1巨人(19回戦) 巨人との本拠地シリーズGame 2はドローに終わった。シーズン14個目の引き分けはリーグ最多である。投手陣は4人の継投で失点は1点のみ。打線は2回にダヤン・ビシエドの一発で先制するも、相手投手陣にわずか2安打に抑えられ、追加点を奪え…

自分を信じた今に感動を

○4-1 巨人(18回戦) あと「3」に迫っていた外国人選手の球団打点記録、ビシエドはあっさりと2打席で塗り替えた。先の静岡では度々の得点圏で犠飛による1打点に終わったが、準……いや、「純」地元の名古屋でその記録を更新したことは、これからも名古屋でお世…

Timing

△3-3ヤクルト(16回戦) 静岡でのヤクルト戦Game 2はドロー。ドラゴンズの3得点は相手失策と暴投によるもので、適時打なしのイニングは27に伸びた。投手は先発・松葉貴大が5回までに3失点を喫したものの、リリーフ陣が無失点で継投。引き分けとしたが、勝て…

忘れられないの

●1-2 ヤクルト(15回戦) またも川端慎吾ーーー。当たりは決して良かった訳ではない。ほんの少し高く弾んだ当たりはサード・高橋周平のグラブをかすめてファールグラウンドへと転がっていった。かつての首位打者は代打の切り札としてとてつもない存在感を放…

いまわの際を見た男

●0-2阪神(14回戦) 0勝3敗2分ーー今季ドラゴンズは3連戦のカードを2連勝で迎えた場合、3試合目は一度たりとも勝てていない。つまり95試合を消化して未だにスイープなし。一方で被3タテは4度喫している。これじゃ借金が増えるのも当たり前だよ、と眉間に皺を…

高くて良いもの、良くないもの

○6-2阪神(13回戦) まさに完全復活。かつて「タジ魔人」と称された男に相応しい活躍だった。5回から2番手で登板した田島慎二が阪神の上位打線を3人で料理し、今季初勝利。2017年8月10日以来1472日ぶりの白星は、不調とトミージョン手術を乗り越えてのもの。…