ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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木俣はようやっとる

ポンポンポンポン

○6-2DeNA(14回戦) チームのピンチに颯爽と現れ、期待値を上回る仕事をささっとこなしてくれる。まるでベテラン派遣社員のような手際よさで、松葉貴大が9連戦の中日(なかび)に勝利をもたらしてくれた。 去年もそうだった。ちょうど今頃のことだ。開幕投手…

いつのまにアラサー

○3-2巨人(12回戦) 「あれ、お前もうそんな歳(とし)だっけ?」 年下の後輩なんかと喋っていると、いつのまにかいい年齢になっていて驚かせることがある。ついこないだ入社してきたと思ったら、もう30手前かよ。当然その分、自分も歳食っているわけで。そ…

どしゃ降りの夜に

●2-3DeNA(10回戦) 〈京田「35億!」の掛け声の変更をファンにお願い〉 こんな話題が『中日スポーツ』の紙面を飾ったのは4年前の秋のこと。お笑い芸人・ブルゾンちえみのネタでおなじみの洋楽「ダーティーワーク」を出囃子に使っていた京田が、「35億!」と叫…

勝てる投手とはかくあるべし

○6-3広島(9回戦) ドラゴンズは5カード連続負け越し中。とはいえこの間、3タテだけはかろうじて回避してきたため、実際の数字には字面で見るほどの絶望感はない。 つい2週間前まで交流戦首位を謳歌していたことを思えば、あっという間に現実に引き戻された…

新天地での初仕事

●2-5ヤクルト(9回戦) 「それじゃ明日から名古屋営業所ね」 プロ野球選手のトレードは、会社からの半強制的な辞令という点で転職よりも異動の方がニュアンス的に近いと思う。それも引き継ぎだったり、引っ越し準備のための猶予期間は一切なく、発令されれば…

名前に負ける

●3-4西武(3回戦) プロ野球は “名前” がモノを言う世界だ。たとえば晩年の岩瀬仁紀は、能力こそ全盛期から比べれば大きく落ちていても、「岩瀬」という名前だけで相手を萎縮させることができた。よく解説者が「岩瀬は名前で抑えられる」なんて讃えているの…

やらかし屋

●3-7西武(2回戦) 始まりは些細なミスだった。先発・岡野祐一郎の立ち上がり。先頭・岸潤一郎の放った三遊間へのゴロを三ツ俣大樹がさばいたが、深い位置からのスローイングが逸れて悪送球となった。無難にワンアウトのはずが、無死一塁。 どんなに経験豊富…

プラチナチケット

○1-0ロッテ(1回戦) もしプロ野球が、その日の先発投手やスタメンに応じてチケット価格が変動する仕組みだったら? そんな空想が近年、NPBでも当たり前のものになってきている。いわゆる『ダイナミックプライシング』という仕組みで、「試合日程、需給バラ…

不意を突く

○4-3ソフトバンク(2回戦) 絶対王者ソフトバンクを打ち破っての今季初3連勝。この展開を予期できた者など誰一人としていないのではないだろうか。 何しろ23日には今季最多タイの借金7をこしらえ、「先制されると3勝15敗4分」なんてネガティブな情報が『中ス…

まあ一本、まあ一本

●4-5巨人(10回戦) 「まあ一本、まあ一本」と今晩のおかずがワヤになってまうほど毎日のように「あと一本、あと一本」に泣き続けている今季のドラゴンズ。 9回裏2死満塁まで追いつめながら「あと一本」が出なかった昨夜に続き、今日も1死三塁まで行きながら…

暗黒時代の希望だった男

○5-1DeNA(10回戦) 京田陽太は球界を代表する凄いプレイヤーになるに違いない!ーーそう確信してから、もうどれだけの時間が過ぎたのだろう。 暗黒真っ只中の2017年、彗星の如く現れた背番号51は連日ヒットを量産。遂にはあの長嶋茂雄が持つセ・リーグのル…

何のための我慢

●1-4ヤクルト(6回戦) 試合前、東海ラジオの大澤広樹アナが不穏な数字をツイートしていた。 「先ほど『ドラステ』でお話しした、ドラゴンズのここ5試合の得点圏打率.059ですが、34打数2安打、大島、福谷選手の適時打のみでした。ヒットが出れば最高ですが、…

時にはエースのように

◯2-0広島(8回戦) 今朝、中日スポーツを一瞥してため息が出た。一面の見出しは「采配ちぐはぐ 選手も躍らず」。 渋谷真記者による名物コラム『龍の背に乗って』では8日の敗戦における采配の疑問点を複数挙げた上で、「最後の勝機を逃したバント失敗は、果た…

「らしくない」

●1-2DeNA(7回戦) 熾烈なせめぎ合いの末に負けるのは心身を疲弊するが、抑揚なく淡々と負けるのもそれはそれで堪えるものだ。手に汗握るまでもなく気付いたら終盤を迎え、あっさりとゲームセットを迎える。なんだか気の抜けたビールのような試合に敗れ、借…

阿部、ベンチで見守る

◯3-2巨人(7回戦) 東京に乗り込んで臨む巨人との初戦。ドラゴンズは思わず二度見するようなトリッキーなオーダーを組んできた。まずトップバッターからして髙松渡である。大島洋平に代わるセンターには滝野要が入り、レフトは4試合連続で根尾昂。 まだゴー…

痛みを伴いながら

●3-4ヤクルト(4回戦) 「ライデルで負けたら仕方ない」 呪文のようにそう唱えて気持ちを落ち着かせようとしても、やはりショックなものはショックだ。 差はわずか1点。対するはリーグ屈指の怖いクリーンアップ。それでもライデルなら難なく抑えてくれると思…

方程式スクラップ&ビルド

●2-4広島(6回戦) 試合前のバンテリンドームにビシエドが姿を現し、故障後初のフリー打撃で回復ぶりをアピールした。またガーバー、ロサリオ、ワカマツの3選手が2週間の隔離期間を経てチームに合流。ガーバー、ロサリオは二軍で調整した後に一軍合流となる…

その一本、プライスレス

●1-2巨人(4回戦) 8回表。東京ドームには「何か」を期待する異様なムードが立ち込めていた。ドラゴンズがここまで放った安打は「0」。先発サンチェスの荒れ球に的を絞れず凡打を繰り返し、ゼロ行進は終盤8回を迎えてもなお続いていた。 とはいえ2回表にかろ…

フンダリケッタリ

開幕して2週間。ドラゴンズファンのメンタルが早くも限界を迎えつつある。4カード12試合を終えて4勝6敗2分は、一見すればさほど悪く無い数字に思える。少なくとも現時点での借金2など、誤差といっても差し支えないだろう。 問題は中身だ。貧打はここ数年の課…

泣くな、慎之介

●1-3阪神(3回戦) 「中日(打線)で長打があるのはビシエドぐらい。 単打を打たれても、(走者は)一つずつしか進まない」 阪神・青柳晃洋の “各駅停車発言” が波紋を呼んでいる。というより、ドラゴンズファンが一方的にショックを受けている。 打っても打…

走塁改革の申し子

○6-3阪神(1回戦) 鉄壁を誇るはずのドラゴンズ内野陣が、信じられないようなミスを連発した。2回裏のことである。 悪しき連鎖は名手・高橋周平の悪送球から始まった。これで無死一塁とすると、続く佐藤輝明のセカンドゴロは二塁手のグラブへと一直線。誰が…

本気で優勝を狙うシーズン

○7-6広島(1回戦) 7回終わってドラゴンズ打線が広島先発・大瀬良大地に投げさせた球数は、わずか67球。正直いって4点ビハインドを跳ね返せる気配など微塵もなく、せいぜい完封阻止が関の山かと諦めかけたファンも少なくないだろう。無論、私もその一人だ。 …