ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

MENU

木俣はようやっとる

トドメを刺せない押しの弱さ……「ホームランしか狙ってない」と言えるスラッガーが欲しくてたまらない

●5-x6阪神(11回戦:阪神甲子園球場) 三ツ俣大樹のサヨナラ打という最高の形で始まった一週間は、5連敗という最悪な形で幕を閉じた。まるで天国から地獄へと突き落とされたような気分だ。 しかし “まさか” とは言えない面もある。離脱中のビシエドに続いて…

野次りたくもなる? 惨敗つづきの立浪竜に浴びせたい“あの人”の喝

●0-10阪神(10回戦:阪神甲子園球場) 記録的な猛暑に見舞われた日本列島。しかし茹で上がるような熱気とは真逆のお寒い内容に終始してしまったのが我らがドラゴンズである。 思い出すのも億劫な一戦をわざわざ振り返り、反省点を語るような無粋なマネをする…

「二度とオレの前に来るなよ」〜成るか、三十路のサクセスストーリー

●4-6阪神(9回戦:阪神甲子園球場) 16時の公示で思い切った選手の入れ替えが判明した。ヤクルト3連戦で2被弾の祖父江大輔、岡野祐一郎、21日に登録されたばかりだが2三振と振るわなかった石垣雅海、福田永将の4人が一挙に抹消となり、代わって好調を維持す…

反則レベルのクリーンアップ〜求められるのは確固たる3,4番育成だ

●0-10東京ヤクルト(11回戦:バンテリンドーム) 電光石火の一撃だった。プレイボールからわずか5分後、岡野祐一郎は死を悟った小動物のような生気のない表情でマウンドに立ちすくんでいた。無死満塁で、打席には村上宗隆。先発投手は1試合につき3度の山場が…

刹那の判断〜逆転機を逸した一瞬の “迷い”

●3-7東京ヤクルト(10回戦:バンテリンドーム) 野球の醍醐味は “刹那の判断” にあり。約180分の試合のなかで勝負が決まるのは一瞬。結果的には接戦とは言い難いスコアに終わったが、この日の試合は両軍の判断力の差が明暗を分けた。 まずは初回、松葉貴大の…

ヒーローは遅れてやってくる〜溝脇隼人、三ツ俣大樹の殊勲打

○2x-1東京ヤクルト(9回戦:バンテリンドーム) 5月12日以来、久々となるヤクルト戦。交流戦前までは首位ながら2位と1.0ゲーム差だったのが、今や9.0差を付けて貯金22のぶっちぎり独走状態。まだ梅雨も明けていないというのに早くもマジック点灯の声が聞こえ…

はじめの一歩〜根尾昂と三好大倫、それぞれのスタートライン

●3-5巨人(12回戦:バンテリンドーム) 地鳴りのような歓声と共に小走りでマウンドに向かった背番号7。9回2死走者なしで、打席には4番・岡本和真。投手転向が報じられて以来初のマウンドに上がった根尾昂は高校時代の自己最速を上回る151キロをマークするな…

振って振らされ、それでも振って〜鵜飼航丞の苦悩が晴れた!

○4x-3巨人(11回戦:バンテリンドーム) 巨人の先発は初顔合わせのアンドリース。真っ直ぐとチェンジアップによる緩急が持ち味で、奪三振能力が高いという、いかにもドラゴンズが苦手なタイプの投手だ。 おまけに肩の状態が万全ではないビシエドが今季初とな…

戦う顔〜大野雄大、対菅野8年ぶり白星

○2-0巨人(10回戦:バンテリンドーム) 奇しくもリーグ戦再開の初戦は、3月25日の開幕戦と同じ巨人戦。そしてマウンドに立つのは、やはりあの日と同じ大野雄大と菅野智之の両エース。違うのは球場だけ……と言いたいところだが、そうではない。 立浪ドラゴンズ…

「その気でやらんかアホ!」波留コーチの檄も虚しく6連敗……いつの時代も未来を築くのは若者だ

●0-2日本ハム(3回戦:札幌ドーム) それは5回表の攻撃前のことだった。打ちあぐねている時に円陣を組むのはよく見る光景だが、この日は少し様子が違っていた。波留コーチが物凄い剣幕で「目え覚ませ!○×△、いつまで甘えてやってんねんや!」「その気でやら…

大型連敗依存症〜反発力を生む “強さ” とは?

●0-10日本ハム(2回戦:札幌ドーム) 紺野あさ美が初参加したシングルって何だっけ? 気になって調べると、『Mr.Moonlight 〜愛のビックバンド〜』であることが分かった。一時期の物凄いブームが落ち着き、私自身もモー娘。から松浦亜弥へと心変わりしつつあ…

感動なきドラゴンズに明日はあるのか

●1-2x日本ハム(1回戦:札幌ドーム) 「明日目覚めたとき突然、強竜打線にならないかな」 金曜日、明日は休み。俗に “華金” と呼ばれる夜でもドラゴンズファンに安寧の時が訪ることはない。目の前に立ちはだかるのは “サヨナラ負け” という途方に暮れる現実…

ロメロの恩返し〜3年後のそれぞれ

●0-2千葉ロッテ(3回戦:ZOZOマリンスタジアム) ロメロの調子がいいとは風の便りで聞いていた。エンニー・ロメロ。与田監督初年度にあたる2019年に中日に入団し、規定投球回には未達ながら8勝10敗とまずまずの成績をマーク。しかし更なる飛躍が期待された翌…

傷だらけの覚悟〜大島洋平はきっと蘇る

●6-9千葉ロッテ(2回戦:ZOZOマリンスタジアム) 1番から4番までの上位打線がそろってマルチ安打を放ち、3番アリエルと4番ビシエドが今季二度目のアベックアーチを記録。これでも勝てないのが野球の難しさというか。 12安打2得点だった昨夜とは違い、11安打6…

昔の名前で出ています~45歳・福留孝介に漂う晩秋の侘しさ

●2-6千葉ロッテ(1回戦:ZOZOマリンスタジアム) 勝てる試合だった、と悔やんだところで負けは負け。相手を上回る12安打を打ちながらわずか2得点に留まったことや、2死から逆転弾を浴びたのは「もったいない」とは思うものの、相手だって抑えるつもりでボー…

根尾昂が呼び起こした60年前の二刀流・ニューク……とドン川上の辞任問題

去る5月21日、広島戦で実現した根尾昂の投手登板は、ドラゴンズ界隈のみならず球界全体に衝撃を与えた。スポーツニュースやYouTubeでは評論家たちが是非を語り、翌朝の『中日スポーツ』は大敗をスルーして根尾の話題が1面を飾った。 目を引いたのは、その紙…

常勝ホークス撃破〜隙をつく好走塁と、マスター阿部の躍動

○7-3ソフトバンク (3回戦:バンテリンドーム) 普段あまり見る機会のない選手をじっくり観察できるのが交流戦の醍醐味だが、ホークスとの2試合で印象に残ったのがセンターを守る柳町達だった。 目下パ・リーグの打率3位に付ける巧打はさる事ながら、安定感…

切り札見参〜伏兵・溝脇隼人はなぜ代打に選ばれたのか

○4-2ソフトバンク (2回戦:バンテリンドーム) 「ひたすら一生懸命やっていれば、結果は後からついてくる」 20代前半で “キング” の称号を得た後、様々な逆境にも腐らず生涯現役を貫き通すサッカー選手・三浦知良の言葉である。 “一生懸命” は誰しもにとっ…

脅威のフルスイング!千賀がみせた「勝利とは何ぞや」の姿勢

●0-6ソフトバンク (1回戦:バンテリンドーム) 7回までの緊張感はどこへやら。1点を巡る攻防はラスト2イニングで暗転したが、大野雄大と千賀滉大の投げ合いはさすがに見応えがあった。 驚かされたのは2回表、ランナーを二塁に置いて迎えた千賀の打席だ。そ…

松葉×木下~球審との化かし合いに陥らなかったバッテリー

〇3-2楽天 (3回戦:バンテリンドーム) またしても大物食いだ。山本由伸、田中将大に次ぐ第三の死角・岸孝之を序盤で攻略。岸の全盛期を知らない岡林勇希、鵜飼航丞の1,2番コンビで幸先よく先制点を奪うと、2回裏は三ツ俣大樹が、3回裏は木下拓哉にもタイム…

プロの洗礼~ベンチから戦況を眺めた上田洸太朗の傷心

●0-2楽天 (2回戦:バンテリンドーム) まるでVTRを見ているかのような攻撃だった。初回、3回裏の楽天の得点シーンである。先頭の西川遥輝が出塁し、1死から浅村栄斗と島内宏明の連打でそれぞれ1点ずつ献上。上田洸太朗の二度目の先発は、3回4安打3四死球2失…

今夜、マー君投げるってよ~甲子園V投手対決は “オレたちの” 小笠原慎之介に軍配

〇2-0楽天 (1回戦:バンテリンドーム) 「今夜、マー君投げるってよ」 この一言で客が呼べる選手が一体どれだけいるだろうか。おそらく今のプロ野球界で、野球に興味のない人を含めて一般的な知名度がトータル的に最も高いのはやはり田中将大であろう。あの…

哀愁の背番号3〜勝つために不可欠な周平復活

●0-8-オリックス (3回戦:京セラドーム大阪) その昔、「join us~ファンと共に~」をスローガンに掲げた高木ドラゴンズが立ち上がった際、一部のマスコミの間でしきりに使われたのが “負けても楽しい野球” というフレーズだった。 若いファンには意味が伝…

誰が “捨て試合” なんて言った?~シン・スズキの逆襲

〇4-1オリックス (2回戦:京セラドーム大阪) 山本由伸vs.鈴木博志。今や日本が誇るスーパーエースに対し、ドラゴンズの先発は通算103試合目にして初先発の鈴木博志。いわば天下無双の横綱に鳴かず飛ばずの十両が勝負を挑むようなもので、予告先発が発表さ…

HP全快〜元気な三ツ俣大樹が帰ってきた

〇4-1オリックス (1回戦:京セラドーム大阪) 「休み休み仕事しないとHP無くなっちゃうじゃないですか」 こないだ後輩に言われた言葉である。正確には言い返された言葉だ。弊社は社内規定で昼休憩は60分間と一応決まっているのだが、そいつはとにかくよく休…

連敗ストップ!クリーンアップを10球で抑えた清水達也の度胸

〇6-3西武(3回戦:バンテリンドーム) 名古屋では、やけになったファンが朝から路上で飲んだくれ、殴り合いの喧嘩がそこかしこで発生しているという。宇一郎の子飼いの県警が火消しに躍起になっているが、「補強する気のないオーナーは去れ!」と市民からシ…

うなだれる高橋宏斗に見た、昇龍ロードの途上

●1-2西武(2回戦:バンテリンドーム) トンネルの出口には今日も辿り着かなかった。3年ぶりの7連敗。「8」まで伸びた2019年は、8連勝からの8連敗という滅多にないような急上昇、急降下だったのでよく覚えている。対して今回は直近1勝10敗。5点取ったら8点取…

無謀? 高橋周平ショート起用のときめきと現実

●5-8西武(1回戦:バンテリンドーム) 「個人的には好き。実用的かどうかはともかくとして」 高橋周平のショート起用に対する偽らざる本音である。21日の広島戦でお披露目された8年ぶりの「ショート・高橋」は、大敗の試合だからこそできる一種の “お試し” …

君の名は絶望〜5連敗で交流戦へ

●0-1広島(11回戦:Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島) 今朝の中日スポーツ1面は根尾昂の投手登板が大々的に飾った。中スポだけではない。他メディアの報道も根尾一色に染まり、名だたる評論家たちが賛否と持論を表明していた。 言うまでもないが、ドラゴンズ…

連鎖炎上~今やるべき事は何なのか?

●1-10広島(10回戦:Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島) “打線は水モノ” と言うが、投手陣も長いシーズンの中で苦しくなる時期が必ず訪れる。大野雄大に続いて、この日は岡野祐一郎が9失点。試合はプレイボール間もなく早々に決し、以降は魂が抜けた状態で鑑…