ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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中日ドラゴンズ

リリーフの差

◯2-1(65勝69敗2分) 試合の行方を分けたのは両軍のリリーフ投手の差だった。 藤嶋健人、ロドリゲス、R.マルティネスによる圧巻のパーフェクトリレーで付け入る隙を与えなかったドラゴンズに対し、巨人は8回裏に澤村拓一を投入。先発、中継ぎとフル回転の澤…

13分間の験担ぎ

◯3-1(64勝69敗2分) 2時間59分のうち、ドラゴンズが押していたのはわずか13分間。ここしかないというただ一度のチャンスで一気に試合を決めてみせた。 6回まで髙橋優貴の前にノーヒット。過去2回の対戦ではいずれも黒星を付けた得意な投手のはずが、今日は…

あるか!ないのか?根尾一軍デビュー

シーズンも残すところあと9試合。 6月ごろに早々と二桁借金を抱えて終戦ムードが漂っていたことを思えば、この最終盤までAクラスを一応狙える位置にいられること自体が信じられないような状況である。 このあと9連敗フィニッシュでもしない限りは与田政権に…

小さいこともいいことだ

◯6-0(63勝69敗2分) 東京五輪の成功から間もない昭和42年、森永製菓はこの年の目玉商品として「エールチョコレート」の発売を決定。商品コンセプトである「従来の板チョコよりもひと回り大きくて値段は50円のお徳用」をいかにしてインパクトある言葉で伝え…

出涸らし山井

●2-6(62勝69敗2分) 昨日、大野雄大があれだけの投球を披露し、デイゲームでは0.5差で追う阪神が敗北。勝てば4位浮上というこの大事な一戦を託されたのは約一ヶ月ぶりの登板となる山井大介だった。 山井は令和になって初めての試合となる5月1日の巨人戦で炎…

大野雄大、ノーヒットノーラン達成

◯3-0(62勝68敗2分) 前年0勝の投手が、まさかここまで鮮やかに復活を遂げるとはさすがに予想できなかった。 いや、「復活」という言葉は適切ではないかもしれない。今年の大野雄大は自身最多の11勝を挙げた2015年と比べても防御率、被打率、奪三振率ともに…

大本営、白井文吾を批判す

●1-7(61勝68敗2分) マツダでの死闘を終え、仕切り直しは得意の阪神戦。しかもホームで、二桁勝利の壁を破った柳裕也が先発とあらば勝てる見込みは高いはずだった。 幸いドラゴンズが1勝2敗でカープに負け越したのと同様に阪神もヤクルト相手に負け越し、0.…

“4番ビシエド”問題

●2-3x(61勝67敗2分) かつて野村克也は4番打者の定義について「凡退したときにファンがどれだけ納得できるか」だと語ったことがある。 こいつでダメなら仕方ない、こいつが打てなきゃ誰も打てない。ファンとベンチにそう思わせる存在こそが真の4番だとする…

導かれし零封リレー

◯3-2(61勝66敗2分) いつか勝つだろうと思いながらも、過去には1976年の後楽園球場のようなことが実際にあったわけで。本当にこのまま未勝利のままシーズンを終えてしまうのではないだろうか、そんな不吉な予感が脳裏をよぎるたびに消し。さながら“ちぎって…

悪夢は続くよ、どこまでも

●0-3(60勝66敗2分) 鬼門マツダでまた負けた。 同球場7連敗で迎えたこの日、試合前にはベンチ脇に盛り塩が置かれるなど、なんとしても苦手を打ち破りたいとの思いで臨んだ8度目の挑戦だったが、6連勝中の勢いも虚しく、またしても鬼門突破とはなからなかっ…

猪突猛進〜京田陽太という男〜

◯5-2(60勝65敗2分) 巨人に続いてベイスターズにも3タテを食らわせ、たちまちセ・リーグの“荒らし”と化した与田ドラゴンズ。来週には平田良介の復帰という追い風も吹くなかで、悲願のAクラスまで4.0差とにわかに現実味を帯びてきた。 残り16試合は一戦必勝…

呪いを解く

はじめに、昨日の記事で何気なく出した「八本柱の竜の城」というフレーズ、ご存知でない方もたくさんいらっしゃると思うので、まずはそちらを補足しておきたい。 ドラカルト 「八本柱の竜の城」とは、『燃えよドラゴンズ!'99』の歌詞に登場するフレーズであ…

八本柱の竜の城

◯8-4(58勝65敗2分) 継投の勝利である。 今季4度目にして遂に平良拳太郎を攻略したは良いが、移籍初先発の松葉貴大が説明書どおりに2巡目で突然崩れ、わずか2回2/3で降板を余儀なくされる。 この時点でリリーフ総動員は避けられない展開。巨人との3連戦で勝…

胸のすくような勝利

◯3-2(57勝65敗2分) 胸がすく心中のつかえがなくなる。心が晴れやかになる。痛快である。(三省堂 大辞林 第三版) 敵地での巨人戦スイープを決めた今宵の試合は、今季124試合目にして初めて見るような、まさしく胸がすく最高の勝ち方だった。 6回までは両…

先輩の尻拭い

◯8-4(56勝65敗2分) 仕事をおこなう上で“頼れる先輩”に巡り会えるかどうかはとても重要なポイントである。 ミスを犯してしまったときや困難にぶつかったときに颯爽と助け船を出してくれる、そんな存在が身近にいれば頼もしいばかりでなく、この人のために頑…

勝利の女神もイケメンに微笑む

◯4-3(55勝65敗2分) 9回裏二死二塁。亀井善行の打球が岡田俊哉の股の下を抜けた瞬間、命が縮む思いをしたのは私だけではなかろう。センター前へ抜けるかと思われた打球は、しかしあらかじめ二塁ベース寄りに守っていた阿部寿樹がすばやく正面に回り、丁寧に…

出オチ

●1-3(54勝65敗2分) 184分のせめぎ合いは、ものの数秒であっけなく幕を下ろした。9回裏二死一、三塁。打席には堂上。確率は低くとも、うまくハマれば一打で同点ないし逆転サヨナラまで生む可能性を持つ一か八かの代打だ。夏休み最後の思い出づくりに駆けつ…

藤嶋の笑顔

●2-5(54勝64敗2分) 下位打線に連打を浴びて先制を許すもその後は立ち直ってQSを記録する柳、打線が繋がって追いつくも追い越すまではいかずに延長戦で力尽くなど、8月最後の試合はちょうど一週間前の広島戦のデジャブのような展開で競り負け、五分としてい…

無謀な男

◯7-1(54勝63敗2分) 福田の先制2ランとその他の5本のタイムリーのうち、個人的に一番嬉しかったのは事実上勝利を決定づけたと言える4点目、高橋周平のタイムリーツーベースだ。序盤、何度もチャンスを潰したことにより僅差での逃げ切りを余儀なくされてしま…

李炳圭の思い出

◯1-0(53勝63敗2分) 昔、ドラゴンズに李炳圭(イ・ビョンギュ)という選手がいた。圧倒的な強さでリーグを制した2006年のオフ、能力に衰えが見えてきた不動の中堅手・アレックスを放出し、代わりにやって来たのが「韓国のイチロー」こと李炳圭だった(もっ…

根尾、ユニフォームを忘れる

ウエスタンリーグの阪神戦に見慣れぬ背番号の選手が現れた。「SATOH 121」。この背番号を背負うのは打撃投手を務める佐藤亮太。そう、14年前のドラフト指名後の取材の際、長野出身というだけでリンゴをかじらされた、あの佐藤亮太である。引退から早10年。山…

スーパースターデイ

◯10-4(52勝63敗2分) 自分でも不思議なくらい何をやってもうまくいく、まるでスーパーマリオのスター状態のような無敵の一日が年に一度、いやもっと低い確率で唐突に訪れることがある。こういう日のことを“スーパースターデイ”と名付けるなら、今日の阿部寿…

セオリーに溺れる

●4-5(51勝63敗2分) 野球というスポーツには様々な状況に応じての無数のセオリーが確立されており、首脳陣は状況ごとに定石を打つのか、あるいは外すのかを瞬時に判断してプレイヤーに指示を出すことになる。当たるも八卦当たらぬも八卦、むしろ当たらない…

天敵撃沈

◯4-1(51勝62敗2分) 今季ドラゴンズ打線の前に立ちはだかる天敵は3人。巨人菅野、DeNA平良、そして広島大瀬良である。この3人が先発した試合は0勝11敗とシャレにならないほどカモにされており、なかでも大瀬良には3度の対戦で3完投(1完封)を許すというや…

戦慄の新人

◯7-4(50勝62敗2分) 大阪勢として2年連続となる履正社高校の優勝で幕を閉じた夏の全国高校野球大会。大エース奥川を意地の四番井上が打ち砕くという構図はさながらプロ入団後の前哨戦のようでもあり、もしかすると両者ともに指名、獲得するかもしれないドラ…

ロールモデルとしての石垣雅海

●2-5(49勝62敗2分) Aクラス入りへの微かな希望もほぼ立ち消え、2019年のペナントレースも30試合を残していわゆる消化試合モードに突入した。ここから先は目先の勝利にこだわることなく、個人のタイトル争い及び来季以降を見据えた若手選手の積極起用が見ど…

弱者、ここに極まれり

●1-2(49勝61敗2分) 圧倒的に自分より実力の勝る相手と遭遇すると悔しさを通り越して憧れを抱く。「あ、この人には勝てないな」という諦めにも似た敗北感。相手が強すぎるのであればなんとかそれに追いつき、追い越そうと努力するモチベーションにもなり得…

外野ユーティリティ武田

●3-4(49勝60敗2分) 33日ぶりに高橋周平の名がスタメンに並んだこの試合、しかしそのお祝いムードをも搔き消すほどファンの間で物議を醸したのは2番レフトに抜擢された武田健吾の名前だった。 目に余る拙守でスタメンを外された福田に代わり、守備に定評の…

夜遊びをおぼえよう

●5-7(49勝59敗2分) ちょうど一週間前の土曜日、小笠原の今季初登板となったDeNA戦で足を引っ張ったのがサードを守る福田だった。記憶がおぼろげな方もいると思うので振り返ると、先頭の大和のサードゴロをファンブルして出塁を許し、さらに一死一、三塁と…

加藤で勝った試合

◯4-2(49勝58敗2分) 幸先よく4点を先取し普通ならこのまま優位に立てる試合ではあるが、ここは神宮球場だ。普通じゃない光景を幾度となく目の当たりにしたせいで、この球場においてはセーフティリードなど存在しないことをドラゴンズファンなら誰もが知って…