ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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有終の美

○3-2広島(24回戦) 例年よりも少ない全120試合を消化し、中日ドラゴンズの2020年シーズンが幕を閉じた。 最終戦のオーダーは根尾昂をトップバッターに据えた消化試合仕様。根尾はセンターとセカンドの守備を卒なくこなし、打ってはプロ2安打目となるライト…

「野球の神様、ありがとう」

●4-5ヤクルト(24回戦) 吉見一起の引退試合。まずはこの祝祭を穏やかな気持ちで迎えられることに感謝したい。 もし昨日負けていれば、今日も「負けられない戦い」は続いており、そうなれば吉見の登板自体がどうなっていたか分からない。たとえ行われたとし…

新しい時代へ

○2-0DeNA(24回戦) まるで優勝決定戦のような緊張感だった。勝てば8年ぶりのAクラス入りが確定する今日の試合。マウンドには満を持してエース・大野雄大が上がった。 数字上は例え今日負けても残り2試合で中日が一つでも勝つか、DeNAが一つでも負ければAク…

蘇生

○5-4DeNA(23回戦) 9回表2死ランナーなし。最後のバッター、伊藤裕季也が10球目の変化球を空振りしてゲームセット。その瞬間、マウンドの福敬登の顔に溢れたのは、笑顔ではなく……涙だった。 木下拓哉と軽く抱擁を交わすと、福は帽子で目元を隠した。流れ出…

死に物狂いのバトンリレー

○7-5DeNA(22回戦) こんな試合ばかり見ていたんじゃ心臓が幾つあっても足りない。手に汗握る激戦を制した中日が連敗を6で止め、4位DeNAとのゲーム差も再び1.5に広がった。これで3位マジックは「3」となり、明日あさってを1勝1分以上で乗り切れば8年ぶりのA…

戦うことが、運命だった

●0-3広島(23回戦) 中日が1点も取れずに敗れ散った約20分後、横浜スタジアムでは梶谷隆幸のサヨナラ打で4位DeNAが劇的勝利を収めた。これで両チームの差は0.5ゲーム。3日からの直接対決は、まさしくAクラスを懸けた天王山となる。 不思議な感覚だった。昨日…

2020年ラストスパートの地獄

●3-9広島(22回戦) 福敬登にとって27日のエラーは、一度の失敗では割り切れないほどショックが大きかったようだ。 確かにあの時の福の落ち込みようは尋常じゃなかった。滝野要が落球したその瞬間、まだインプレー中にもかかわらず両手を膝に当て、がっくり…

信じられるものが無くなった

●3-17広島(21回戦) 10月27日、阪神戦の8回裏。ミスの連鎖で中日の快進撃は終わり、代わりに始まったのは目を覆いたくなるような現実だった。 アルモンテが消え、ライデルが消え、ビシエドまでもが消えた。容赦なく襲いかかる離脱のスパイラルが、悲願のAク…

勝利優先の起用

●1-3阪神(24回戦) 大野雄大が投げる日は、中日が確実に勝てる日だ。今や球界を代表する大エースは、45イニング連続無失点の球団記録を引っ提げ、目下2試合連続完封をあげている阪神との最終戦に臨んだ。 大野ならチームの悪いムードを一掃するような快投を…

傷だらけの決闘

●1-9阪神(23回戦) 野球を見始めて以来、中日が甲子園球場をここまで苦にしたシーズンは記憶にない。今日の負けで1勝10敗。なんでも甲子園でシーズン10敗を喫するのは64年ぶりの球団ワーストタイ記録なのだと。つまり、多くのファンにとって生涯最悪の惨敗…